ユナイテド海、今期経常を17％上方修正、配当も40円増額

　ＮＳユナイテッド海運 <9110> [東証Ｐ] が1月31日後場(14:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比44.3％減の174億円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の173億円→203億円(前期は334億円)に17.3％上方修正し、減益率が48.3％減→39.3％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の34.7億円→64.7億円(前年同期は93.1億円)に86.4％増額し、減益率が62.7％減→30.5％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の180円→220円(前期は365円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比49.8％減の36.4億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の14.1％→8.4％に大幅低下した。

株探ニュース