京王、今期経常を18％上方修正・5期ぶり最高益、配当も7.5円増額

　京王電鉄 <9008> [東証Ｐ] が2月5日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の394億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の352億円→417億円(前期は217億円)に18.5％上方修正し、増益率が61.7％増→91.5％増に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の116億円→181億円(前年同期は122億円)に55.9％増額し、一転して48.5％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の45円→52.5円(前期は40円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比66.3％増の158億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の10.1％→14.2％に大幅上昇した。

株探ニュース