1,734円
小田急電鉄のニュース
■ホシデン <6804> 1,479円 (+138円、+10.3%)
東証プライムの上昇率トップ。ホシデン <6804> [東証P]が4日続急騰で、年初来高値を更新した。同社は28日取引終了後に、23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結業績予想修正を発表。経常利益見通しを従来の47億円から140億円(前年同期比88.9%増)に引き上げたことが好感されたようだ。売上高の見通しも従来の890億円から1200億円(同24.0%増)に上方修正。足もとでアミューズメント関連向けの売り上げが大きく伸長しているほか、経常利益については為替差益を計上する見込みであることが主な要因だという。なお、 半導体をはじめとする電子部品の調達状況が見通せないことに加え、為替相場が不安定なことから通期業績予想を取り下げ、未定に変更している。
■ミロク情報 <9928> 1,500円 (+129円、+9.4%)
東証プライムの上昇率3位。ミロク情報サービス <9928> [東証P]が急反発。29日午後2時ごろに発表した第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高97億1600万円(前年同期比11.1%増)、営業利益15億300万円(同60.0%増)、純利益9億6500万円(同67.4%増)と大幅増益となったことが好感された。新ERPシステム「Galileopt DX」を中心に、中堅・中小企業向けのERP製品の売り上げが好調に推移したほか、新規顧客へのシステム導入に伴うソフトウェア保守収入が伸長した。また、顧問先企業向けの低価格なクラウドサービス(会計・給与)の利用社数の増加に加えて、 ERP製品の一部をサブスクリプション型で提供したことによるソフトウェア使用料収入が大きく伸長したことも寄与した。23年3月期通期業績予想は、売上高388億円(前期比6.0%増)、営業利益48億円(同0.2%増)、純利益29億円(同35.8%減)の従来見通しを据え置いている。
■WSCOPE <6619> 1,870円 (+112円、+6.4%)
東証プライムの上昇率9位。ダブル・スコープ <6619> [東証P]が3日ぶりに急反発。28日の取引終了後、新規事業への取り組みとして、連結子会社ダブル・スコープ コリアが韓国・忠清北道及び陰城郡と合意書を締結し、約60億円を投資し新設する工場でイオン交換膜の製造・販売を行うことになったと発表しており、これを好感した買いが流入した。同子会社では製品開発を終えプロトタイプの生産が始まっており、今後の量産販売時期及び事業規模を交渉中という。なお、今後の業績への影響は未定としている。
■大同特鋼 <5471> 3,950円 (+235円、+6.3%)
東証プライムの上昇率10位。大同特殊鋼 <5471> [東証P]が3日ぶりに急反発。29日午後1時ごろ、第2四半期累計(4-9月)連結業績予想について、営業利益を115億円から195億円(前年同期比1.8%増)へ、純利益を90億円から155億円(同20.7%増)へ上方修正したことが好感された。売上高は2800億円(同9.7%増)の従来見通しを据え置いたものの、主要な原材料である鉄屑価格が想定を下回る水準で推移していることに加えて、固定費を中心としたコスト削減に努めていることが寄与する。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高6000億円(前期比13.3%増)、営業利益340億円(同8.1%減)、純利益250億円(同7.0%減)の従来見通しを据え置いている。同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高1376億8200万円(前年同期比4.9%増)、営業利益101億9000万円(同3.0%減)、純利益98億5700万円(同29.2%増)だった。自動車減産の影響を受けて数量は減少したが、半導体関連、産業機械部品は好調だった。
■アンリツ <6754> 1,622円 (+89円、+5.8%)
アンリツ <6754> [東証P]が急反発。同社は28日取引終了後に、23年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。同期間の受注高が前年同期比6.0%増の297億6900万円となったことや、受注残高が同37.2%増の373億8100万円となったことが好感されたようだ。同期間の売上収益は同10.1%増の261億8000万円、営業利益は同2.1%減の30億1700万円で着地。主力の通信計測事業はネットワークの高速化需要や5G開発需要を背景に増収増益となったが、PQA(プロダクツ・クオリティ・アシュアランス)事業は販売促進費・部品調達費用・物流費などの増加で営業赤字となった。なお、通期業績予想については売上収益1150億円(前期比9.1%増)、営業利益190億円(同15.2%増)とする従来見通しを据え置いている。
■東洋水 <2875> 5,650円 (+300円、+5.6%)
東洋水産 <2875> [東証P]が急反発。29日午後0時30分ごろに発表した第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高1031億2700万円(前年同期比23.3%増)、営業利益107億2700万円(同27.7%増)、純利益86億4900万円(同34.3%増)と大幅増益となったことが好感された。米国で袋麺の「Ramen」シリーズやカップ麺の「Instant Lunch」「Yakisoba」「Bowl」シリーズが好調に推移したことが牽引した。また、加工食品事業で人件費の削減を図ったことも寄与した。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高4050億円(前期比12.0%増)、営業利益365億円(同22.7%増)、純利益270億円(同20.5%増)の従来見通しを据え置いている。
■アスクル <2678> 1,753円 (+79円、+4.7%)
アスクル <2678> [東証P]が大幅高で3日ぶりに反発。28日の取引終了後に発表した7月度(6月21日~7月20日)の月次業績で単体売上高が前年同月比5.6%増となり、2ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視された。前年同月に比べて平日が1日少ないものの、主力のBtoB事業が同2.5%増となったほか、LOHACO事業がZホールディングス <4689> [東証P]と連携した販促効果で同27.1%増となったことが寄与した。
■三和HD <5929> 1,430円 (+63円、+4.6%)
三和ホールディングス <5929> [東証P]が大幅続伸。29日午前11時30分ごろ、23年3月期の連結業績予想について、売上高を5180億円から5450億円(前期比16.2%増)へ、営業利益を390億円から450億円(同26.8%増)へ、純利益を250億円から280億円(同22.6%増)へ上方修正し、あわせて中間22円・期末23円の年45円としていた配当予想を中間・期末各25円の年50円に引き上げたことが好感された。直近の為替相場の動向を勘案し、想定為替レートを1ドル=115円から125円へ、1ユーロ=125円から135円へ見直したことに加えて、サプライチェーン問題の改善により、米国事業が計画を上回る見通しであることが要因としている。同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高1189億5700万円(前年同期比19.9%増)、営業利益48億8000万円(同30.5%増)、純利益25億7500万円(同6.5%増)だった。国内でビルマンションドアが好調だったほか、米国でガレージドアや商業用ドア・シャッターなどが伸長した。
■アドテスト <6857> 7,850円 (+310円、+4.1%)
アドバンテスト <6857> [東証P]が大幅反発。28日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を5100億円から5500億円(前期比31.9%増)へ、営業利益を1500億円から1700億円(同48.2%増)へ、純利益を1125億円から1300億円(同48.9%増)へ上方修正し、あわせて未定としていた中間配当を65円(前年同期50円)にすると発表したことが好感された。スマートフォンやパソコンなど民生品の最終需要が弱含む可能性はあるものの、高性能半導体の技術進展に伴うテスタ需要の強さは継続する見通し。また、一層進んだ円安の効果もあり、半導体試験装置市場が円ベースで大きく拡大すると見込む。なお、第1四半期(4-6月)決算は、売上高1359億4300万円(前年同期比40.0%増)、営業利益447億8300万円(同71.4%増)、純利益364億9600万円(同88.7%増)だった。同時に上限を1000万株(発行済み株数の5.26%)、または500億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これが好材料視された。取得期間は8月1日から12月23日まで。また、9月9日付で800万株(発行済み株数の4.01%)の自社株を消却すると発表した。消却後の発行済み株数は1億9154万2265株となる予定だ。更に、24年3月期を最終年度とする中期経営計画の目標数値の見直しを発表した。21年度~23年度の平均の売上高について従来の3500億~3800億円から4800億~5200億円に引き上げた。ハイエンド半導体のテスト難易度の上昇や大手半導体メーカーの先端技術投資に対する旺盛な意欲、足もとの為替動向などを勘案すると大幅に落ち込むことはないと判断したという。営業利益率も23~25%から27~30%に引き上げている。
■富士電機 <6504> 5,970円 (+220円、+3.8%)
富士電機 <6504> [東証P]が大幅反発。同社が28日取引終了後に発表した23年3月期第1四半期(22年4-6月)決算は営業利益が前年同期比86%増の98億7200万円と大幅な伸びを達成しており、これを好感する買いを引き寄せた。施設・電源システム分野や器具分野を中心に売上高を伸ばし、利益も前年実績を大きく上回った。データセンターや半導体向け案件の伸びが電源システムなどの売り上げ拡大につながったほか、工作機械向け部品も好調で収益に貢献している。
■OLC <4661> 20,150円 (+705円、+3.6%)
オリエンタルランド <4661> [東証P]が大幅反発。28日の取引終了後に発表した第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高981億6600万円(前年同期比97.0%増)、営業利益170億6200万円(前年同期88億3200万円の赤字)、最終利益121億500万円(同60億5900万円の赤字)となり、営業損益段階から黒字に転換したことが好感された。行動制限の緩和を受けて入園者数が増加したことに加えて、変動価格制による高価格帯チケットの構成比の増加や東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージの好調、東京ディズニーシー20周年関連商品の増加などでゲスト1人当たり売上高が増加したことも寄与した。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高4079億2200万円(前期比47.9%増)、営業利益502億5100万円(同6.5倍)、最終利益352億4400万円(同4.4倍)の従来見通しを据え置いている。
■小田急 <9007> 1,900円 (+54円、+2.9%)
小田急電鉄 <9007> [東証P]が3日続伸。29日午後1時15分ごろに発表した第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高914億6900万円(前年同期比3.5%増)、営業利益72億5200万円(同2.3倍)と大幅営業増益となったことが好感された。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う行動制限が解除されたことで事業環境が改善し、鉄道事業で定期・定期外ともに輸送人員が前年を上回った。また同様に、流通事業、ホテル業、レストラン飲食業なども増収となった。なお、純利益は前年同期に投資有価証券売却益を計上した反動などで55億9300万円(同23.8%減)と減益となった。23年3月期通期業績予想は、売上高4011億円(前期比11.8%増)、営業利益246億円(同4.0倍)、純利益100億円(同17.5%減)の従来見通しを据え置いている。
■FPG <7148> 1,034円 (+22円、+2.2%)
FPG <7148> [東証P]が3日ぶりに反発。28日の取引終了後、22年9月期の連結業績予想について、売上高を490億円から565億円へ、営業利益を97億円から110億円(前期比2.1倍)へ、純利益を67億円から77億円(同2.6倍)へ上方修正し、あわせて40円としていた期末一括配当予想を46円(前期18円50銭)にするとしたことが好感された。リースファンド事業で収益率の高い案件の出資金の販売が好調に推移していることに加えて、不動産ファンド事業においても旺盛な需要を背景に、積極的な組成を行うとともに販売が増加していることが要因としている。なお、会計基準の変更に伴い、売上高の前期比較はない。
■タチエス <7239> 1,182円 (+24円、+2.1%)
タチエス <7239> [東証P]が3日ぶりに反発。28日の取引終了後、23年3月期連結業績予想について、最終利益を2億円から45億円(前期20億5900万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。工場・事業所の再編、物流効率化を含む収益構造の改善に取り組んでおり、その一環として保有する東京都昭島市の土地、建物を譲渡するのに伴い、固定資産売却益約53億円を特別利益として計上することが要因。なお、売上高2480億円(前期比20.1%増)、営業損益12億円の黒字(前期42億300万円の赤字)は従来見通しを据え置いている。
■商船三井 <9104> 3,635円 (+55円、+1.5%)
商船三井 <9104> [東証P]が3日続伸。29日昼ごろ、23年3月期配当予想について350円から500円に上方修正すると発表。前期実績が400円(株式分割後修正値)だったことから一転増配となる見通しで、これを好感した買いが流入したようだ。同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高が前年同期比29.7%増の3747億8300万円、純利益が同2.7倍の2857億7900万円だった。持ち分法適用関連会社オーシャン・ネットワーク・エクスプレスの大幅増益のほか、急激な円安進行による運賃や貸船料の収益上振れが寄与した。
■六甲バタ <2266> 1,447円 (+20円、+1.4%)
六甲バター <2266> [東証P]が続伸。28日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(1-6月)の単独業績について、営業利益が2億4000万円から3億7000万円(前年同期比62.8%減)へ、純利益が1億3000万円から3億円(同86.3%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感された。売上高は200億円の従来見通しを据え置いたものの、原材料価格の上昇を抑制したことによる原価低減や設備メンテナンスの計画変更による修繕費の減少が奏功した。また、円安進行に伴い外貨建て預金に為替差益を計上したことも利益を押し上げた。なお、売上高は収益認識に関する会計基準の適用により前年比較はない。あわせて、主力のベビーチーズを含む家庭用商品51品目について、9月1日納品分から平均約8.2%値上げすると発表した。ほか7品目について、価格は据え置くが商品あたり約10.0~26.5%減量する。また、業務用商品115品目も10月1日納品分から値上げするという。世界的な天候変動による生乳生産量の減少に加え、飼料・エネルギーコストなどの高騰により海外原料の価格上昇が継続しており、またコロナ禍を背景とした物流の混乱や遅延の長期化による海外輸送費の高騰も価格上昇の要因となっており、企業努力による吸収が困難であるとしている。
■ISID <4812> 4,450円 (+50円、+1.1%)
ISID <4812> [東証P]が続伸し年初来高値を更新。28日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を1200億円から1230億円(前期比9.7%増)へ、営業利益を150億円から175億円(同27.4%増)へ、純利益を105億円から125億円(同39.8%増)へ上方修正し、あわせて33円としていた期末配当予想を45円に引き上げたことが好感された。上期業績で4つの事業セグメント全てが好調に推移したことに加えて、顧客のデジタル投資に対する意欲が引き続き強く、6月末の受注残高が高い水準にあることが要因としている。なお、年間配当予想は78円(前期56円)となる。同時に発表した第2四半期累計(1-6月)決算は、売上高614億5800万円(前年同期比13.2%増)、営業利益96億3400万円(同47.6%増)、純利益70億2800万円(同60.0%増)だった。
■三菱倉 <9301> 3,555円 (+35円、+1.0%)
三菱倉庫 <9301> [東証P]が上伸。29日午後1時ごろ、23年3月期の連結業績予想について、売上高を2500億円から2700億円(前期比5.0%増)へ、営業利益を168億円から188億円(同3.6%増)へ、純利益を214億円から240億円(同34.1%増)へ上方修正し、営業減益予想から一転して増益を見込むとしたことが好感された。物流事業を中心に全体として堅調に推移しているほか、固定資産処分益の計上や政策保有株式の縮減に伴う投資有価証券売却益の増加などが見込まれることが要因。同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高761億8700万円(前年同期比33.9%増)、営業利益61億1800万円(同2.0倍)、純利益84億4900万円(同2.6倍)だった。
※29日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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