サンフロ不、前期経常を7％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1.5円増額

　サンフロンティア不動産 <8934> が4月24日大引け後(19:20)に業績・配当修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の100億円→107億円(前の期は88.9億円)に7.0％上方修正し、増益率が12.4％増→20.3％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の46.5億円→53.5億円(前年同期は40.5億円)に15.0％増額し、増益率が14.9％増→32.2％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の32円→33.5円(前の期は30円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　東京都心部の中小型オフィスビルの不動産再生を行うリプランニング事業において、不動産の潜在的魅力を引き出す最適用途の創造やテナント募集前に内装を造り込むセットアップオフィスなど、商品化プロセスに創意工夫を積み重ね、お客様視点での高付加価値づくりに全社一丸となって取り組んでまいりました。加えて、当社顧客への直接販売が増加したことから、リプランニング事業の利益率が向上し、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が前回予想を上回る見込みとなったため、平成29年５月９日に発表した業績予想を修正いたしました。

　平成30年３月期連結業績予想の修正により、前回予想よりも利益が増加する見込みとなったことから、１株当たり期末配当予想を修正いたしました。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。