• 通期経常利益計画を3.1％上方修正
• 3Q累計売上高は17％の大幅減…
• 3Q累計最終利益は6％減…

※売上高・経常利益・最終利益の総合的な評価をお天気で表現しています。「晴れ」に近づくほど高評価となります。
「晴れ」、「曇り時々晴れ」、「曇り」、「雨」、「雷」。

　サンフロンティア不動産 <8934> [東証Ｐ] が2月8日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.5％減の139億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の160億円→165億円(前期は147億円)に3.1％上方修正し、増益率が8.7％増→12.1％増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の40.5億円→45.5億円(前年同期は66.8億円)に12.3％増額し、減益率が39.3％減→31.9％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の52円→56円(前期は48円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比69.2％減の19.5億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の16.6％→16.1％に低下した。