カチタス、今期経常は10％増で7期連続最高益、2.5円増配へ

　カチタス <8919> が5月11日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比12.4％増の111億円になり、22年3月期も前期比10.5％増の122億円に伸びを見込み、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。7期連続増収、増益になる。

　同時に、今期の年間配当は前期比2.5円増の32円に増配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比7.2％減の22.6億円に減り、売上営業利益率は前年同期の10.7％→10.4％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当事業年度は、低価格で高品質の住宅への購買意欲は底堅く、2020年５月以降、各種施策の効果により成約率が向上いたしました。その結果、売上高、営業利益および経常利益は前事業年度比増加、当期純利益は、2020年４月28日付「関東信越国税局からの更正通知書受領及び業績予想の修正に関するお知らせ」のとおり、前事業年度において特別損失に消費税等差額2,014百万円を計上したため、前事業年度比大幅な増益となりました。