サンウッド、前期経常を77％上方修正

　サンウッド <8903> [東証Ｓ] が4月17日大引け後(16:00)に業績修正を発表。23年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の9.3億円→16.5億円(前の期は3.2億円)に77.4％上方修正し、増益率が2.9倍→5.1倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の10.6億円→17.8億円(前年同期は1.2億円)に67.7％増額し、増益率が8.6倍→14倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当期は新築分譲マンション「サンウッドウエリス品川御殿山」「サンウッド瀬田一丁目」が完売となるなど好調に業績が推移し、期末時点での新築分譲マンションの完成在庫がゼロとなりました。　また、新築収益不動産「ＷＨＡＲＦシリーズ」の販売において、当期引き渡し予定だった６物件が全て計画どおり引き渡しが完了し、かつ、市場の好転も影響し、当初計画を上回る価格で売却できたことから、売上高および各利益を修正することとなりました。さらに、販売活動の効率化により、計画に比べ販売経費を削減することができたことも、当社の業績向上につながった要因です。　なお、当期の配当金につきましては、直近に公表しております配当予想からの修正はありません。　また、決算発表日につきましては、2023年５月９日（火）を予定しております。