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三菱UFJ、第一生命HDなど堅調、米長期金利再び上昇基調鮮明で株価の刺激材料に◇
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクや、第一生命ホールディングス<8750.T>、T&Dホールディングス<8795.T>など大手生保株が、全般下げ相場の中で強さを発揮している。
ここにきて米国では10年債利回りが再び上昇基調にあり、前日は終値ベースで3.84%台まで水準を切り上げてきた。これは約1か月半ぶりの高い水準で、前日の米国株市場ではこれに連動する形でハイテク株が売られる一方、JPモルガン<JPM>やバンカメ<BAC>、シティグループ<C>など大手金融株が堅調な値動きを示した。東京市場でも米国事業を展開するメガバンクや生保にとっては追い風といえる。一方、国内では日銀がイールドカーブ・コントロール(YCC)の許容変動幅を広げることを今月の日銀金融政策決定会合で決めており、黒田日銀総裁は金融政策変更ではないことを強調しているものの、来年春の総裁交代を前に金利の先高思惑がくすぶる状況にある。これはメガバンクや生保の運用環境改善に対する期待とリンクしており、株価の刺激材料となっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
ここにきて米国では10年債利回りが再び上昇基調にあり、前日は終値ベースで3.84%台まで水準を切り上げてきた。これは約1か月半ぶりの高い水準で、前日の米国株市場ではこれに連動する形でハイテク株が売られる一方、JPモルガン<JPM>やバンカメ<BAC>、シティグループ<C>など大手金融株が堅調な値動きを示した。東京市場でも米国事業を展開するメガバンクや生保にとっては追い風といえる。一方、国内では日銀がイールドカーブ・コントロール(YCC)の許容変動幅を広げることを今月の日銀金融政策決定会合で決めており、黒田日銀総裁は金融政策変更ではないことを強調しているものの、来年春の総裁交代を前に金利の先高思惑がくすぶる状況にある。これはメガバンクや生保の運用環境改善に対する期待とリンクしており、株価の刺激材料となっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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