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―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の10月25日から26日の決算発表を経て27日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ペガサス <6262>
24年3月期の連結経常損益を従来予想の11億円の黒字→0.1億円の赤字(前期は29.4億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
▲No.2 イビデン <4062>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の520億円→510億円(前期は761億円)に1.9%下方修正し、減益率が31.7%減→33.0%減に拡大する見通しとなった。
▲No.4 新光電工 <6967>
24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比74.2%減の140億円に大きく落ち込み、通期計画の350億円に対する進捗率は40.2%にとどまり、5年平均の56.4%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<6262> ペガサス 東P -17.68 10/26 上期 -72.83
<4062> イビデン 東P -12.60 10/26 上期 -41.09
<9697> カプコン 東P -11.18 10/26 上期 57.26
<6967> 新光電工 東P -8.67 10/26 上期 -74.25
<7931> 未来工業 東P -7.50 10/26 上期 77.23
<4502> 武田 東P -6.48 10/26 上期 -82.25
<3231> 野村不HD 東P -6.02 10/26 上期 16.09
<6723> ルネサス 東P -5.89 10/26 3Q 41.35
<7751> キヤノン 東P -5.71 10/26 3Q 18.97
<6305> 日立建機 東P -5.52 10/26 上期 53.56
<9531> 東ガス 東P -3.73 10/26 上期 35.89
<4373> シンプレクス 東P -3.71 10/26 上期 20.63
<2317> システナ 東P -3.20 10/26 上期 -3.62
<8697> 日本取引所 東P -2.23 10/26 上期 30.43
<9509> 北海電 東P -1.73 10/26 上期 黒転
<6504> 富士電機 東P -1.46 10/26 上期 19.88
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
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