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*09:31JST 前場に注目すべき3つのポイント~波乱展開のなかで押し目狙いのタイミングを探る~
30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■波乱展開のなかで押し目狙いのタイミングを探る
■DCM 、2Q営業利益 18.3%増 210億円
■前場の注目材料:クボタ、リードタイム半減、石化プラント向け反応管
■波乱展開のなかで押し目狙いのタイミングを探る
30日の日本株市場は、波乱の展開が見込まれるが、急落後の買いのタイミングを探ることになりそうだ。27日の米国市場はNYダウが137ドル高、ナスダックは70ポイント安だった。8月の個人消費支出(PCE)価格指数で、PCEコア価格指数が予想を下回ったことから、米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ観測が高まった。一方で、ナスダックは半導体のエヌビディアの下落が重荷となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比2400円安の37450円。円相場は1ドル142円60銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、大幅に下落して始まることになりそうだ。自民総裁選では日銀の利上げに批判的な立場の高市氏がトップで決選投票に進んだことで、為替市場では円安が進行し、日経平均株価は終盤にかけて上げ幅を広げ、連日で高値引けとなっていた。日経225先物は一時39900円まで買われていたが、決選投票で石破氏が逆転したことで、高市氏の勝利を織り込んだポジションが一気に剥がれ、ナイトセッションでは急落する形となった。
日経225先物はナイトセッションで2400円を超える急落となったことで、朝方はインデックスに絡んだ売りが集中することで、幅広い銘柄が売り気配からのスタートになりそうだ。日経平均は直近2日間の急伸部分を帳消しにすることになろうが、これにより一気に需給整理が進展する可能性はあるだろう。オーバーシュート気味に下落する可能性は高く、売り一巡後は改めて新政権による政策期待が高まると考えられるため、押し目狙いのタイミングを探ることになりそうだ。
物色としてはインデックスに絡んだ売りから品薄銘柄についてはイレギュラー的な価格形成になりやすく、リバウンドを狙った押し目買いに向かわせよう。また、今後は新政権による政策が明らかになるにつれて、関連銘柄を探る動きもみられそうだ。為替にらみのなか、輸出関連は手掛けづらくさせそうだが、足もとの円安進行で利食いに押されていた内需系の銘柄へのリバウンドも意識されそうである。
■DCM 、2Q営業利益 18.3%増 210億円
DCM<3050>が発表した2025年2月期第2四半期業績は、営業収益が前年同期比16.5%増の2877.74億円、営業利益は同18.3%増の210.81億円だった。マスクなど衛生用品の需要は低下しているが、節約志向に対する企画品強化によって、トイレットペーパーなどの紙関連商品や洗剤は好調に推移した。防災意識の高まりにより、家具転倒防止用品などの防災用品やポータブルバッテリー、ヘルメットなどが好調に推移。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(39829.56、+903.93)
・NYダウは上昇(42313.00、+137.89)
・米原油先物は上昇(68.18、+0.51)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・クボタ<6326>リードタイム半減、石化プラント向け反応管
・ライオン<4912>日用品4社、温室ガス排出量実測値の共通流通基盤を実証
・三井住友<8316>三井住友銀行など、金融・決済の新興に出資、DX支援基盤構築
・SBI<8473>台湾PSMCとの提携解消、宮城工場新設は維持
・上組<9364>川崎汽船、物流子会社を持ち株会社化、47%株取得
・三菱重<7011>JAXAと、メーンエンジン3基形態「H3」、来年度打ち上げ
・川崎重<7012>防衛事業のガバナンス強化、社長直轄組織新設
・パナHD<6752>AI開発効率化でスタートアップと協業、学習時間30%減
・ダイヘン<6622>停車中にワイヤレス充電、三菱ふそうトラック・バスなどと来年実証
・アマダ<6113>生産・調達改革を加速、レーザー加工機30%増強
・SMC<6273>オートスイッチ開発、給電・通信を無線化
・タクマ<6013>グループの日本サーモエナー、バイオボイラ製造2社を買収
・OSG<6136>社長・大沢伸朗氏、微細精密加工分野を開拓
・浜松ホトニクス<6965>創薬スクリーニング工程向け細胞解析装置、最短21分
・三菱重<7011>CO2回収装置4種、モジュール化で工期短縮
・日揮HD<1963>石油資源開発など8社で、マレーシアでCCS事業受託
・楽天G<4755>楽天経済圏の顧客解析、データ活用基盤提供、企業の意思決定支援
・ローム<6963>体積1000分の1のテラヘルツ波発振・検出デバイス
・住友金属鉱山<5713>グループのサイコックス、8インチSiC基板を量産、鹿児島に設備
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 8月鉱工業生産速報値(前月比予想:-0.5%、7月:+3.1%)
<海外>
・10:30 中・9月製造業PMI(予想:49.5、8月:49.1)
・10:30 中・9月非製造業PMI(予想:50.5、8月:50.3)
<ST>
■波乱展開のなかで押し目狙いのタイミングを探る
■DCM 、2Q営業利益 18.3%増 210億円
■前場の注目材料:クボタ、リードタイム半減、石化プラント向け反応管
■波乱展開のなかで押し目狙いのタイミングを探る
30日の日本株市場は、波乱の展開が見込まれるが、急落後の買いのタイミングを探ることになりそうだ。27日の米国市場はNYダウが137ドル高、ナスダックは70ポイント安だった。8月の個人消費支出(PCE)価格指数で、PCEコア価格指数が予想を下回ったことから、米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ観測が高まった。一方で、ナスダックは半導体のエヌビディアの下落が重荷となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比2400円安の37450円。円相場は1ドル142円60銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、大幅に下落して始まることになりそうだ。自民総裁選では日銀の利上げに批判的な立場の高市氏がトップで決選投票に進んだことで、為替市場では円安が進行し、日経平均株価は終盤にかけて上げ幅を広げ、連日で高値引けとなっていた。日経225先物は一時39900円まで買われていたが、決選投票で石破氏が逆転したことで、高市氏の勝利を織り込んだポジションが一気に剥がれ、ナイトセッションでは急落する形となった。
日経225先物はナイトセッションで2400円を超える急落となったことで、朝方はインデックスに絡んだ売りが集中することで、幅広い銘柄が売り気配からのスタートになりそうだ。日経平均は直近2日間の急伸部分を帳消しにすることになろうが、これにより一気に需給整理が進展する可能性はあるだろう。オーバーシュート気味に下落する可能性は高く、売り一巡後は改めて新政権による政策期待が高まると考えられるため、押し目狙いのタイミングを探ることになりそうだ。
物色としてはインデックスに絡んだ売りから品薄銘柄についてはイレギュラー的な価格形成になりやすく、リバウンドを狙った押し目買いに向かわせよう。また、今後は新政権による政策が明らかになるにつれて、関連銘柄を探る動きもみられそうだ。為替にらみのなか、輸出関連は手掛けづらくさせそうだが、足もとの円安進行で利食いに押されていた内需系の銘柄へのリバウンドも意識されそうである。
■DCM 、2Q営業利益 18.3%増 210億円
DCM<3050>が発表した2025年2月期第2四半期業績は、営業収益が前年同期比16.5%増の2877.74億円、営業利益は同18.3%増の210.81億円だった。マスクなど衛生用品の需要は低下しているが、節約志向に対する企画品強化によって、トイレットペーパーなどの紙関連商品や洗剤は好調に推移した。防災意識の高まりにより、家具転倒防止用品などの防災用品やポータブルバッテリー、ヘルメットなどが好調に推移。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(39829.56、+903.93)
・NYダウは上昇(42313.00、+137.89)
・米原油先物は上昇(68.18、+0.51)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・クボタ<6326>リードタイム半減、石化プラント向け反応管
・ライオン<4912>日用品4社、温室ガス排出量実測値の共通流通基盤を実証
・三井住友<8316>三井住友銀行など、金融・決済の新興に出資、DX支援基盤構築
・SBI<8473>台湾PSMCとの提携解消、宮城工場新設は維持
・上組<9364>川崎汽船、物流子会社を持ち株会社化、47%株取得
・三菱重<7011>JAXAと、メーンエンジン3基形態「H3」、来年度打ち上げ
・川崎重<7012>防衛事業のガバナンス強化、社長直轄組織新設
・パナHD<6752>AI開発効率化でスタートアップと協業、学習時間30%減
・ダイヘン<6622>停車中にワイヤレス充電、三菱ふそうトラック・バスなどと来年実証
・アマダ<6113>生産・調達改革を加速、レーザー加工機30%増強
・SMC<6273>オートスイッチ開発、給電・通信を無線化
・タクマ<6013>グループの日本サーモエナー、バイオボイラ製造2社を買収
・OSG<6136>社長・大沢伸朗氏、微細精密加工分野を開拓
・浜松ホトニクス<6965>創薬スクリーニング工程向け細胞解析装置、最短21分
・三菱重<7011>CO2回収装置4種、モジュール化で工期短縮
・日揮HD<1963>石油資源開発など8社で、マレーシアでCCS事業受託
・楽天G<4755>楽天経済圏の顧客解析、データ活用基盤提供、企業の意思決定支援
・ローム<6963>体積1000分の1のテラヘルツ波発振・検出デバイス
・住友金属鉱山<5713>グループのサイコックス、8インチSiC基板を量産、鹿児島に設備
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 8月鉱工業生産速報値(前月比予想:-0.5%、7月:+3.1%)
<海外>
・10:30 中・9月製造業PMI(予想:49.5、8月:49.1)
・10:30 中・9月非製造業PMI(予想:50.5、8月:50.3)
<ST>
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