地銀株が軒並み高、地方創生と業界再編の２つの思惑が融合

　静岡銀行<8355.T>、京都銀行<8369.T>、大垣共立銀行<8361.T>など地銀株が軒並み高に買われている。今回の内閣改造の目玉となった地方創生大臣に石破前幹事長が任命され、地方活性化に向けての政府の本気姿勢が伝わり、補正予算の配分などで期待感が広がっている。地銀セクターはＰＢＲなど１倍を大きく下回る銘柄のオンパレードで、ファンダメンタルズ面からの見直し余地が指摘されるほか、業界再編に向けての動きが底流していることも、株高誘導への思惑として働いている。

静岡銀の株価は１１時５分現在１１０３円（△８円）
京都銀の株価は１１時５分現在９２７円（△１１円）
大垣銀の株価は１１時５分現在２９８円（△３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）