山形銀、今期経常を53％下方修正

　山形銀行 <8344> [東証Ｐ] が10月27日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の55億円→26億円(前期は55.3億円)に52.7％下方修正し、減益率が0.7％減→53.0％減に拡大する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の28億円→24億円(前年同期は51.6億円)に14.3％下方修正し、減益率が45.8％減→53.5％減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　【2024年3月期第2四半期（累計）の業績予想】　資金運用収益や株式等売却益が当初予想を上回る見込みであることから、連結・単体ともに経常収益を上方修正しております。経常利益、（親会社株主に帰属する）中間純利益につきましては、連結決算は、国債等債券売却損益が当初予想を下回る見込みであることから、見通しを下方修正しており、銀行単体においては、子会社配当を含む資金利益が当初予想を上回る見込みであることから、見通しを上方修正しております。【2024年3月期通期の業績予想】　資金運用収益や株式等売却益が当初予想を上回る見込みであることから、銀行単体において経常収益を上方修正しております。なお、経常利益、当期純利益につきましては、有価証券運用において、引き続きポートフォリオの入れ替えにともなう国債等債券売却損の計上を見込むことなどから、見通しを下方修正しております。　連結業績予想の修正につきましては、主に銀行単体業績予想の修正によるものです。※本資料に記載されている業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。