横浜銀が自社株取得枠設定と消却を発表、今３月期業績の増額修正と増配も

　横浜銀行<8332.T>は４日取引終了後、自社株の取得枠設定と消却を発表した。自己株式を除く発行済み株式総数の１．５５％に相当する２０００万株、１００億円を上限に、６日から４月３０日の期間内に取得する。同時に自己株式の消却も発表した。消却前発行済み株式数の２．９４％に相当する３８００万株を２７日に消却する。
　また、１５年３月期の連結利益予想の修正を発表した。経常利益は１１００億円（前期比７．６％増）で据え置いたが、最終利益を６６０億円から７５０億円（同２３．６％増）へ増額修正した。グループ会社の資本構成見直しに伴い、特別利益（負ののれん発生益）を約９０億円計上する。
　さらに期末配当は従来予想の５円５０銭に加え２円の特別配当を実施。中間配当（５円５０銭）と合わせ、年間配当は１３円（前期比１円増）となる。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）