三菱UFJフィナンシャル・グループのニュース
<5019> 出光興産
四季報より 業種:石油・石炭製品。
【特色】石油元売り2位。石油化学や原油・石炭開発も。昭和シェル石油と19年4月1日に経営統合
【反 落】石油開発や石炭は市況高が追い風。電力は前期の市場高騰による調達費用悪化がなくなり赤字圧縮。だが、柱の燃料油マージンの悪化が響き、営業益反落。営業外のニソン製油所が改善。特損見込まず。
【断 念】不成立だった東亜石油へのTOB再実施はしない方針。石炭は設備投資抑制し、生産規模を縮小。石炭代替需要を狙い、ブラックペレットを22年から生産。
2021年8月6日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益-3.6%の1350.00億円、経常利益+29.2%の1400.00億円と減収・増益の見通し。
2018年10月4日の6430円を高値に急落となり、12月25日に3200円まで下落。ここから反発して2019年2月19日に4280円まで上昇し、ここを高値とし、12月25日の3200円を安値とする下向きの先細三角形(A)の動きとなりました。この先細三角形の中で、2019年8月16日の2595円の安値からの反発で9月17日の3410円を高値にコロナ相場に巻き込まれ、2020年1月6日の3130円の高値から急落となって、3月13日に2115円まで下落しました。ここから反発のあと、ゆるやかな下落のもみあいとなり、10月29日に2091円で底打ちとなり反発となって、先細三角形を上放れし、2021年3月15日に2949円まで上昇し、8月20日に2520円まで下げて8月25日に2642円で買転換となって上昇に転じています。
<8306> 三菱UFJフィナンシャル・グループ
四季報より 業種:銀行業。
【反転増】国内利回り改善でも、アジアなど海外利回り低下。貸出残高も横ばいで資金利益低調。ただ、資産運用や投資銀行部門で手数料が復調。債券・株関係損益は一服する公算でも、経費の抑制が継続。与信費用も減少見込み、経常益反転増。増配。
【提 携】NTTドコモと業務提携しデジタル口座運営、合弁設立による新事業も。東京・丸の内の本店ビル建て替えを検討。
2021年8月2日発表。2022年3月期本決算予想は、発表なし。
2015年6月1日の937円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2016年2月12日の432円、7月8日の426円、11月9日の492円と3点底をつけて、上昇トレンド(B)へ転換。この中で2018年1月16日に894円まで上昇し、再び下降トレンド(C)へ転換しました。この下降トレンド(C)の中で、2019年5月16日に493円まで下げて反発し、11月11日に596円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれて急落し、2020年3月17日に380円で底打ちとなりました。ここから下値を切り上げるゆるやかな上昇トレンド(D)の中で、6月9日に489円まで上昇したあと、7月31日に393円まで押し目を入れて大幅上昇に転じ、2021年3月22日に660円の年初来高値更新をつけ調整入りとなって4月21日の565円、7月20日の564円と2点底をつけて上放れとなっています。
今年の3月22日に660円の年初来高値をつけて下値を4月21日の565円、7月20日の564円を2点底とする直角三角形の保ち合いとなって上放れとなっています。3月22日の660円に対する信用期日到来が9月21日に接近しています。
<5408> 中山製鋼所
四季報より 業種:鉄鋼。
【特色】日本製鉄系。鋼板、棒線など鉄鋼メーカーの老舗。自社電気炉と高炉で培った圧延技術に特徴
【反 発】鉄スクラップ価格が一段の上昇。だが鋼材需要は産機・建機向け棒鋼線材など回復、建築向け鋼板も底堅い。業務提携効果に電気炉合理化で原価低減寄与。営業益好転。営業外に設備修繕費。増配。
【業務提携】鋼板半製品のスラブを中部鋼鈑へ生産委託開始、今下期から本格化。安定生産により外部購入に比べコスト低減進み、鉄源のコスト競争力は一段と強化ヘ。
2021年8月4日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+103.8%の48.00億円、経常利益+50.1%の40.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。
2015年4月8日の1070円(併合前107円)を高値とする下降トレンド(A)の中で、2016年7月6日に480円(併合前48円)まで下げて、2017年3月2日に818円まで反発し、三角保ち合い(B)を形成して下放れし、2018年の7月11日に620円の安値をつけて9月27日に749円まで反発しました。ここからの下落で12月25日の446円、2019年6月4日の451円、8月29日の428円と3点底をつけて、12月12日に596円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれて急落となり、2020年3月13日に314円で底打ちとなりました。ここから3月27日に438円まで自律反発したあと調整入りとなり、9月4日の339円を安値にゆるやかな上昇トレンド(C)へ移行し、2021年5月10日に491円まで上昇後、7月20日に385円まで下げて再上昇となり、8月31日に549円まで上昇して調整入りとなっています。
<8095> アステナホールディングス
四季報より 業種:卸売業。
【特色】医薬品等卸から後発薬や表面処理薬品の製造、医薬研究開発等に事業多角化、M&Aも積極化
【好 調】訪日客戻らず化粧品卸不振。が、医薬品とファインケミカルは前期買収の通期寄与、外皮薬剤や好採算受託製造上乗せ。化学品も表面処理薬剤が牽引。のれん償却等こなし営業益増額。のれん特益消滅。
【一段攻勢】連結子会社のスペラファーマがペプチド合成技術ベンチャーを買収。岩城製薬で新型コロナ治療薬など製造受託拡大や買収佐倉工場の生産増強も重点推進。
2021年7月9日発表。2021年11月期本決算予想は、前期比で営業利益+27.8%の26.00億円、経常利益+37.2%の27.00億円と増収・増益の見通し。
2016年6月24日の175円を安値とする上昇トレンド(A)を形成し、この中で2017年10月12日の569円、 2018年1月11日の555円と2点天井をつけて、上昇トレンド(B)を切って2月14日の376円、7月5日の389円と2点底から10月3日に644円まで上昇しました。ここで10月30日に509円まで押し目を入れ、11月12日に556円まで反発し、再下落となって2019年3月11日に379円の安値をつけました。ここから384~554円のボックス相場へ移行し、この中で2020年1月27日に556円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ急落となって3月13日に352円の安値をつけ、角度の大きい上昇トレンド(C)へ移行しました。この上昇トレンド(C)の中で、2021年4月22日に778円の年初来高値となったあと調整入りとなり、8月20日に537円まで下げて反発しているところです。
<3553> 共和レザー
四季報より 業種:化学。
【特色】トヨタ系合成樹脂製品の総合メーカー。自動車内装用レザー大手。環境対応商材の開発を強化
【反 発】自動車用合皮はトヨタ向けが国内外で急回復。好採算の高級車用も好調。回復鈍い中国系向け補う。上期は米国への航空輸送費重いが下期正常化。樹脂など原材料価格上昇かわし営業益反発。復元配か。
【対 策】トヨタ向け自動車用合皮生産が好調の鳴門工場は現状の2直から3直化も検討。塗装不要の外装用フィルムは量産車での採用狙い、車体への施工技術を開発中。
2021年7月29日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+40.0%の22.00億円、経常利益+31.1%の25.00億円と増収・増益の見通し。
2018年5月21日の1063円を高値とする下降トレンド(A)の中で、12月26日の705円、2019年8月29日の688円を2点底にして反発し、12月6日に861円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ急落となって2020年3月13日の524円で底打ちとなりました。ここから3月27日の759円まで自律反発し、再下落となって8月6日の531円で2点底をつけ、上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で、10月20日の588円を安値に2021年3月22日に850円の年初来高値更新となって調整入りし、8月20日に658円まで下げて高値期日の1ヶ月前の戻り高値を試しているところです。
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