決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 日立、オリックス、信越化 (10月26日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月25日から26日の決算発表を経て29日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　幸楽苑ＨＤ <7554>
　19年3月期の連結経常損益を従来予想の5.8億円の黒字→11.1億円の黒字(前期は1.1億円の赤字)に90.6％上方修正した。

★No.3　信越化 <4063>
　19年3月期の連結経常利益を従来予想の3700億円→4000億円(前期は3403億円)に8.1％上方修正し、増益率が8.7％増→17.5％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.4　富士通ゼ <6755>
　19年3月期の連結経常利益を従来予想の180億円→190億円(前期は185億円)に5.6％上方修正し、一転して2.5％増益見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7554> 幸楽苑ＨＤ 　　東１ 　 +14.83 　 10/26　　上期　　　　黒転
<6345> アイチコーポ 　東１ 　 +10.73 　 10/26　　上期　　　-38.90
<4063> 信越化 　　　　東１　　 +7.41 　 10/26　　上期　　　 35.52
<6755> 富士通ゼ 　　　東１　　 +6.71 　 10/26　　上期　　　-16.36
<8818> 京阪神ビル 　　東１　　 +6.41 　 10/26　　上期　　　　4.01

<7102> 日車両 　　　　東１　　 +5.82 　 10/26　　上期　　　-31.57
<9502> 中部電 　　　　東１　　 +5.44 　 10/26　　上期　　　　7.82
<9503> 関西電 　　　　東１　　 +5.31 　 10/26　　上期　　　-25.40
<2139> 中広 　　　　　東１　　 +4.52 　 10/26　　上期　　　-65.96
<8591> オリックス 　　東１　　 +4.50 　 10/26　　上期　　　-12.54

<4362> 日精化 　　　　東１　　 +4.41 　 10/26　　上期　　　 13.18
<8877> エスリード 　　東１　　 +3.53 　 10/26　　上期　　　-39.64
<8708> 藍沢 　　　　　東１　　 +3.31 　 10/26　　上期　　　　赤転
<1959> 九電工 　　　　東１　　 +3.06 　 10/26　　上期　　　-16.92
<7274> ショーワ 　　　東１　　 +2.83 　 10/26　　上期　　　　9.38

<2540> 養命酒 　　　　東１　　 +2.82 　 10/26　　上期　　　 41.49
<6501> 日立 　　　　　東１　　 +2.38 　 10/26　　上期　　　 20.43
<8359> 八十二 　　　　東１　　 +2.17 　 10/26　　上期　　　-17.01
<8283> ＰＡＬＴＡＣ 　東１　　 +1.99 　 10/26　　上期　　　 10.07
<8285> 三谷産業 　　　東１　　 +1.91 　 10/26　　上期　　　　6.47

<8707> 岩井コスモ 　　東１　　 +1.71 　 10/26　　上期　　　 37.18
<8706> 極東証券 　　　東１　　 +1.33 　 10/26　　上期　　　-25.84
<6454> マックス 　　　東１　　 +1.30 　 10/26　　上期　　　 24.33
<4462> 石原ケミ 　　　東１　　 +0.75 　 10/26　　上期　　　 41.12
<1946> トーエネク 　　東１　　 +0.65 　 10/26　　上期　　　 11.07

<2378> ルネサンス 　　東１　　 +0.13 　 10/26　　上期　　　　6.71

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした29日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース