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イオンのニュース

イオンのニュース一覧

ネクステージ、Sansan、4℃ HDなど

配信元:フィスコ
投稿:2021/07/08 16:10
<2791> 大黒天 6860 -520急落。前日に21年5月期決算を発表、営業利益は86億円で前期比44.9%増益となり、従来予想の74.5億円を大きく上回る着地になった。期末配当金も27円から29円に引き上げている。一方、22年5月期は79億円で同8.1%減と減益に転じる見通しとしている。
外食手控えや飲食業界時短要請などで家庭内消費が盛り上がった反動なども想定しているもよう。目先の業績ピークアウト意識が強まる形に。

<8008> 4℃ HD 1818 -138急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は3.2億円で前年同期比42.6%の大幅増益になった。デイリーファッション「パレット」の好調推移などでアパレル事業が好調だった。一方、上半期予想は従来の12.5億円から5億円、前年同期比52.1%減に、通期では33.5億円から28億円、前期比1.2%増に下方修正した。3回目の緊急事態宣言発出により、店舗休業などで客数が大幅に減少したようだ。

<3193> 鳥貴族HD 1816 -71急落。前日に6月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比82.0%減と大幅減少、客単価が同2.4%低下したほか、客数が同81.5%減となっている。2カ月連続の大幅減少、減少幅は昨年5月以来の大きさになっている。また、政府は東京都に4度目の「緊急事態宣言」を出す方針を固めたと伝わっていること、東京都が飲食店での酒類提供原則停止を要望などと伝わっていることも警戒材料視されている。

<3141> ウエルシアHD 3305 -160急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は72.8億円で前年同期比30.8%の大幅減益となっている。据え置きの通期計画443億円、前期比3.1%増益に対して低調なスタートとなった。市場予想も10億円程度下回ったとみられる。粗利益率などが会社計画未達となったもよう。6月の売上動向は堅調となっているようだが、PB投入の遅れなどは課題とする声も。

<6136> OSG 1999 +63急伸。前日に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来の50億円から70億円、前年同期比16.1%増に、通期では115億円から150億円、前期比78.7%増に引き上げている。景況感改善によって、海外で工具需要が想定以上に回復しているようだ。年間配当金も従来計画の24円から31円、前期比9円増に引き上げている。通期営業利益の市場コンセンサスは130億円程度であったとみられる。

<2931> ユーグレナ 1054 +36大幅続伸。鉄道建設・運輸施設整備支援機構とバイオ燃料利用に関する基本合意を結んだと発表している。旅客船で使用する軽油の代わりに同社が製造するバイオ燃料を利用することや、鉄道設備の建設で使用する機械へのバイオ燃料導入を検討するもよう。前日にも、ミドリムシなどを原料とするバイオジェット燃料を初めて民間航空機に使用したなどと伝わっており、ミドリムシの燃料使用が広がりつつあることを材料視する展開に。

<4443> Sansan 9000 -880大幅続落。前日に21年5月期の業績修正を発表。営業利益は従来の7.6-10.1億円のレンジ予想から7.4億円、前期比2.8%減に引き下げ、未定としていた経常利益は3.7億円で同13.8%減としている。人材採用強化や広告宣伝活動の強化を進めたことでコストが増加、営業外では持分法投資損失を計上する見込み。第3四半期までは営業大幅増益であったため、ネガティブなインパクトが優勢になっているようだ。

<6367> ダイキン工 21950 +775大幅反発。EVのエアコンに使う省エネ性能の高い冷媒を開発したと報じられている。
エアコンに使う電力を大幅に減らし、EVの航続距離を最大5割伸ばせるもようだ。2025年をめどに実用化の計画とされている。使用状況によっては、空調はEVの消費電力の5割を占めることもあるようで、高い重要性なども意識されている。報道を受け、中期的な業容拡大への期待感が先行へ。

<3186> ネクステージ 1989 +189大幅反発。上半期好決算を受けて、直後は出尽くし感が先行する状況にもなっていたが、売り一巡後は見直しの動きが優勢の展開に。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「バイ」を継続、目標株価を2600円から2700円に引き上げた。大型総合店出店による中古車小売市場でのシェア拡大に注目としており、21年11月期営業利益は会社計画の110億円を上回る130億円、前期比90.5%増を予想している。

<8267> イオン 2896.5 -24続落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は392億円となり、前年同期比517億円の損益改善となっている。SMは反動減となったが、GMS、総合金融。サービス・専門店などが大きく回復した。とりわけ、総合金融の上振れを背景に計画も上回る着地となっているもよう。順調な業績の進捗を確認したことで、安値圏にある株価の見直しの動きへとつながっているようだ。 <ST>
配信元: フィスコ
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