【売り】イオン(8267)好調に推移もいったん調整局面か？！=フェアトレード田村祐一

■注目銘柄：【売り】イオン(8267)

■注目理由
8月末日には優待権利確定もあり、このあと月末にかけて注目が集まる可能性があります。直近は1900円前半を上限に推移しており、上値が重い展開が続いていますが、徐々に上昇する可能性が高いと判断します。また、以降、下げたときには押し目のタイミングと判断される可能性もあるでしょう。

■テクニカル分析
8月6日に大きく下げて寄り付きましたが、その後は大きく陽線をつけて回復しています。25日移動平均線を上下する形で同社株価は推移しており、現在は25日移動平均線の上に位置しています。25日線との乖離はおよそ１％プラスにとどまっており、再度25日線を下抜けする可能性があることには注意が必要でしょう。直近は好調ですが、様子見姿勢から週明けはやや売りが優勢になると判断します。

■事業概要
国内流通首位級。総合スーパーを中心に展開。子会社には不動産・金融等。時価総額約1兆6,566億円。PER約63.9倍 PBR約1.5倍。

■足もとの業績
直近発表の2020年2月期第1四半期決算では、営業収益2兆1163億49百万円(前年同期比+0.6%)、営業利益277億45百万円(同-30%)、四半期純利益－43億42百万円となっています。