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島忠

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島忠のニュース

島忠のニュース一覧

ファーストリテ、日本製鉄、ネクステージなど

配信元:フィスコ
投稿:2020/10/05 16:21
<6814> 古野電気 1098 +119急騰。先週末に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の8億円から16億円に増額。比較的利益率の高い商製品の売上が伸長したほか、「GIGAスクール構想」に伴って、無線LAN・ハンディターミナル事業の売上が8月末にかけて増加したようだ。第1四半期は収支均衡水準にとどまっていたほか、8月19日に業績見通しを公表したばかりであり、大幅な上振れにサプライズが強まる形。


<3186> ネクステージ 1235 +74大幅続伸。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は37.1億円で前年同期比24.3%減益、通期予想の30億円、前期比50.7%減益を超過する形となっている。上半期の1.8億円、前年同期比94.6%減益に対して、6-8月期は35.3億円で同2.2倍となっている。足元で販売台数が急速に回復しているようだ。6-8月期の急速な収益回復を受けて、想定外の業績上振れが期待される形にも。


<9983> ファーストリテ 66790 +290続伸。先週末に9月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比10.0%増、4カ月連続のプラス成長となっている。客数が同8.5%増加したほか、客単価も同1.4%上昇している。中旬まで気温が高く推移したことで夏物商品が好調だったほか、在宅需要にマッチした商品、エアリズムマスクの販売なども伸長しているもよう。他の衣料品専門店との比較でも、堅調な推移が続く形となっている。


<8184> 島忠 4190 +670急騰。DCMHD<3050>がTOBを実施して完全子会社化すると発表しており、TOB価格4200円に完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。TOB期間は10月5日から11月16日までとしている。TOBの検討を開始したことが伝わり、足元で株価は急伸していたものの、想定以上のプレミアムが付く形となっている。TOB価格は観測報道直前の水準2878円を約46%
上回っている。


<6432> 竹内製作所 2333 +296急騰。先週末に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の43億円から68.1億円、前年同期比13.2%減に、通期では84億円から111億円、前期比12.2%
減益に増額している。第2四半期に大きく落ち込むと想定していた販売台数が底打ち、回復に転じたほか、対ポンドやユーロでの円安も利益面で追い風になった。短期的な業績懸念は大きく後退する形になっている。


<4187> 大有機化 2464 -325急落。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は33.4億円で前年同期比28.9%増となり、通期予想を従来の37億円から43億円、前期比17.4%増に上方修正した。年間配当金計画も43円から46円に引き上げへ。半導体材料を中心に電子材料事業の販売が好調に推移したことが収益上方修正の背景に。ただ、先に上半期のみ上方修正していたことで通期の上振れも想定線、出尽くし感が優勢となる展開のようだ。


<5401> 日本製鉄 1042.0 +58.7大幅反発。6月から一時休止している千葉県君津市の高炉1基を2020年中に再稼働させる検討に入ったと報じられている。今回の再稼働によって、国内粗鋼生産能力は新型コロナウイルス拡大前の9割程度に回復するようだ。自動車や家電など国内顧客の注文が増加していることが背景。鉄鋼セクターは事業環境の最悪期からの脱却が想定される状況となっているもよう。


<9843> ニトリHD 21760 +200反発。先週末に上半期決算を発表。営業利益は806億円で前年同期比45.0%増、9月25日に発表済みのためサプライズは大きくない。ただ、第1四半期の同22.3%増に対して、5-8月期は同72.5%増と増益ペースは拡大しており、下半期ほぼ横ばい計画の会社通期予想に対する上振れ期待は引き続き高いもよう。前年ハードルの高かった9月売上も堅調な推移となり、当面は連続増益の続く確度が高まる方向に。


<3608> TSI HD 291 -19大幅続落。先週末に上半期の決算を発表、営業損益は105億円の赤字で、7月2日に公表した135億円の赤字は上回る着地になった。ただ、今回新たに発表した21年2月期通期見通しは178億円の赤字となっており、下半期は一段と営業赤字幅が拡大する計画となっている。約20億円の構造改革費用計上などを見込んでいるが、収益力回復の鈍さが意識される状況のようだ。

<US>
配信元: フィスコ
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