ロイヤルＨＤ、非開示だった今期最終は赤字転落、未定だった配当は無配転落

　ロイヤルホールディングス <8179> が11月13日大引け後(15:00)に決算を発表。20年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終損益は186億円の赤字(前年同期は17.4億円の黒字)に転落した。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結最終損益が280億円の赤字(前期は19.2億円の黒字)に転落する見通しを示した。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(4Q)の連結最終損益は93.7億円の赤字(前年同期は1.7億円の黒字)に転落する計算になる。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は28円)とし、無配転落する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終損益は54.6億円の赤字(前年同期は9.9億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の5.3％→-21.0％に急悪化した。

株探ニュース