ベスト電が切り返す、下値限界で押し目買い優勢に

　ベスト電器<8175.T>が反発。１月２８日に一時４５円高の１７８円まで買われる急騰をみせた後調整を続けていたが、目先売り物が枯れ、ＰＢＲ０．５倍台と低水準に放置される株価は下値抵抗力を発揮し始めた。きょうは一時６円高の１４７円まで買われている。九州を地盤に展開する家電量販大手でアジアでの出店戦略にも積極的。ヤマダ電機<9831.T>傘下で仕入れの共同化やシステム統合などの合理化を進捗、１５年２月期営業利益は前期比２．２倍の２３億円予想と回復が急だ。前日発表された親会社ヤマダ電機の１５年３月期第３四半期決算は営業利益が１７８億８１００万円（同２９．１％増）、最終利益１４０億３０００万円（同２．２倍）と大幅増益を達成しており、同社株の刺激材料となった。

ベスト電の株価は１１時２４分現在１４３円（△２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）