東陽テク、上期経常は30％減益で着地、今期配当を2円増額修正

　東陽テクニカ <8151> [東証Ｐ] が5月10日大引け後(16:00)に決算を発表。23年9月期第2四半期累計(22年10月-23年3月)の連結経常利益は前年同期比30.1％減の15.9億円に落ち込み、通期計画の29億円に対する進捗率は5年平均の91.9％を下回る55.0％にとどまった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の13億円に急拡大する計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の52円→54円(前期は50円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比7.0％増の18.6億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の19.1％→16.8％に低下した。

株探ニュース