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ゴールドウインのニュース
≪受講生徒の86%が、今後の衣服購入時に「服の一生」を考えたいと回答≫ゴールドウインのオリジナル教材『服の一生を考えよう』が高校生たちの衣服選びに影響
2024年度もARROWS「SENSEIよのなか学」を通じて、本教材の提供を継続
プレスリリースのポイント
高校生が自身の衣生活と環境の関わりを自分事化できるきっかけになることを願い、高校生向けに開発したオリジナル教材『服の一生を考えよう』を受講した生徒2431人分のアンケートを集計
受講しアンケートに回答した生徒のうち86%が、授業をきっかけに、今後の衣服購入時に「服の一生」を考えて選びたいと回答
2024年度も、ARROWS「SENSEIよのなか学」を通じて、本教材の提供を継続し、高校生の衣生活に関する学びの機会を創出
株式会社ゴールドウイン(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:渡辺 貴生)は、オリジナル教材『服の一生を考えよう』を開発し、株式会社ARROWS(本社:東京都港区/代表取締役社長:浅谷 治希、以下ARROWS)が運営する全国9万人以上の先生ネットワークを基盤とする「SENSEI よのなか学」として提供しました。2023年度は、本教材を通じて約1万人の主に高校生に対して授業が行われ、授業後のアンケート(※)によると、多くの生徒にとって、今回の教材が、今後の衣服選びに影響を与えていることが分かりました。2024年度についても、本教材の提供を通じて、さらに多くの若者たちに身近な衣生活と環境問題との繋がりなどを学ぶ機会を創出します。
【『服の一生を考えよう』概要】
本教材は、衣服の大量生産と大量消費による影響や衣服の一生(生産から廃棄)を知るなかで、ファッション業界がもたらす環境汚染の重大さへの気づきを促し、環境に配慮した衣服の選び方や付き合い方ができるようになることを目指し、衣生活と環境全体を広く学ぶことのできる教材として開発しました。
教材に関するプレスリリース(2023年9月26日既報):https://corp.goldwin.co.jp/info/page-31439
≪高校生が自身の衣生活と環境の関わりを自分事化できるきっかけに≫
高校生向け家庭科教材『服の一生を考えよう』をゴールドウインがオリジナル開発
【受講生徒のアンケート結果】
■受講生徒の意識変化
授業後のアンケートに回答した生徒のうち86%が、今後の衣服購入時に「服の一生」を考えて選ぼうと思うと回答しました。
■授業前後の衣服選びの基準について
授業前は“デザイン”“安さ”が主な選択基準となっているが、授業後は、素材への意識やロングユースの意識が見られる結果となりました。
■授業前後の衣服選びの基準について
授業前は“デザイン”“安さ”が主な選択基準となっているが、授業後は、素材への意識やロングユースの意識が見られる結果となりました。
※:2023年9月~2024年2月までに本教材を受講した生徒のうち、アンケート回答を得ることのできた2431人分を集計
【本教材を使用した授業の様子と、授業を受けた生徒の声(ドルトン東京学園高校2年生公民科の授業)】
各々のジャケットや制服に使用されている繊維の種類や原産国を製品タグで確認することから授業がスタート。衣服と環境問題や人権問題を学ぶパートでは、先生からの問いかけに生徒からも様々な意見や感想が出ました。ワークシートを記入したあとには、近隣の席の生徒同士で活発な意見交換を行いました。
■授業を受けた生徒の声
日頃から、環境配慮について積極的に学び、サステナビリティの啓発活動にも取り組むAさん
「幼い頃から自然の中で過ごした経験が多く、お刺身が好きだったこともあり、マイクロプラスチックの問題や気候問題に興味を持ち、勉強を始めました。今日学んだようなアウトドアブランドの環境配慮の取り組みなどはある程度知っていましたが、ユーザーが意識をしなくても、もっと簡単に環境配慮製品を購入できるように普及していくことが必要だと、改めて感じました。また、私たちの学校では、行事のときに“クラスTシャツ”を作製するのですが、次回は、環境や人権に配慮した素材を取り入れたアイテムにしたい!と、今日の授業を受けて、決意しました。」
ファッションが大好きで、アパレルブランドのブランディングにも興味をもっているBさん
「僕は、デザイナーズブランドや古着が大好きです。お気に入りの服を長く着る自信があるから、デザイナーズブランドのアイテムや古着を自分の好みでスタイリングして着続けていくことも、環境配慮に繋がるのかなと思いました。環境問題については知っている方だと思っていたけれども、衣服をつくるときにたくさんの水を使っているということを、今日の授業で初めて知り、驚きました。今日の授業を受けてみて、これから、特に、高い製品レベルを追い求めるようなラグジュアリーブランドがどのように環境配慮に本格的に取り組んでいくのか、さらに興味が深まりました。」
【本教材を授業に採用いただいた先生方のコメント】
埼玉県立羽生第一高等学校 家庭科教諭 武藤 章子先生
「『服の一生を考えよう』という言葉で、私がイメージするのは、家庭科の教科書に出てくる衣服の再資源化(リサイクル・リユース)の話でした。しかし、本教材では、アパレルだからこそ分かる染色段階で使う水の量のお話や、化学繊維とマイクロプラスチックのお話なども盛り込まれていて、新しい視点を取り入れることができます。
また、授業の構成が素晴らしかったです。『繊維の生産から衣服の処分まで』を多面的にスライドで学習した後、『環境に優しい衣服との付き合い方』を動画で観て、動画のポイントに沿ったワークシートで“自分ごと”として考えました。ワークシートの“上手に選ぶ”という項目の選択肢が秀逸で、生徒が『この服は●●だから環境に良くないんだよね』『こちらは●●で作っているからこういう服がいいんだよね』と、学んだことを自分のなかに落とし込んでいる様子がうかがえました。生徒たちは店先で衣服を手に取るとき、今回の授業の内容を思い出してくれそうです。」
ドルトン東京学園高等部 公民科教諭 大畑 方人先生
「私は授業において、いつも“3C=catchy(キャッチー)、casual(カジュアル)、cool(クール)”というポイントを大切にしています。本教材は、生徒たちの関心が高いファッションに関する教材である点がキャッチーであり、生徒たちの日常と密接である衣生活が世界の問題に繋がっているということを”普段着“の言葉でカジュアルに議論できる内容になっています。さらに、ともすると、社会問題に関心を持ち、熱く語ることに対して恥じらいを感じてしまう年代でもある高校生に向けて、”問題意識を持って行動に移していくことはかっこいい生き方だ”と思ってもらえるような意識づけに繋がる教材になっていると感じ、授業に取り入れました。ゴールドウインがこういった教材開発をしていることは今回初めて知りましたが、今後も、ぜひ、教材開発はもちろんのこと、生徒たちの職場体験や企業見学など、より実践的な産学連携の機会を通じて、さらなる学びの場の創出に期待しています。」
■消費者教育教材の取組事例として紹介されました
消費者庁消費者教育ポータルサイトにて、本教材『服の一生を考えよう』が消費者教育教材の取組事例として紹介されました。
https://www.kportal.caa.go.jp/casestudy/001280/
【株式会社ARROWS】
「世界的課題に取り組む、知性の体現者であり続ける。」というMISSIONのもと、VISION「先生から、教育を変えていく。」を掲げ、現在は教育変革事業に注力。先生・子どもファーストの思想にこだわったビジネス展開により、持続可能でインパクトのあるアプローチを続けている。
2013年から全国の先生が情報共有できる国内最大のオンラインプラットフォーム「SENSEI ノート」を開発・運営。2017年からは、各領域のリーディングカンパニーと組み、先生向けに教材を開発・提供する「SENSEI よのなか学」を開始。
株式会社ARROWS:https://arrowsinc.com/
【関連情報】
■教育現場で、当社のサステナブルな活動を通じて、子どもたちとともに未来を考える活動
ゴールドウインの環境コンセプト「GREEN IS GOOD(グリーンイズグッド)」のもとで行う当社のサステナブルな取り組みなどを通じて、衣服と環境問題について学び、子どもたちとともに未来を考える活動として、小学校や中学校の教育現場での授業を行っています。
2024年2月15日(木)に、東京都八王子市立浅川小学校5年生の総合学習の授業において、当社の環境配慮の取り組みから「衣服のリサイクル」について学ぶ授業を、当社の広報が担当しました。
浅川小学校5年生の児童は、総合学習で「守ろう・残そう 私たちの里山」というテーマのもと、“みんなの力で、きれいな街をつくろう”という目標を立てて、調べ学習を行っていました。そのなかで、着られなくなった服をどんどん捨てることが地球の温暖化や環境破壊に繋がってしまう可能性があることを知り、「衣服のリサイクルを学校で実施したい」と考えたグループの児童が、当社のサステナビリティの取り組みを調べたことをきっかけにして、今回の授業が実現しました。授業当日は、「衣服のリサイクル」を調べたグループの児童たちから、全校生徒に向けて衣服のリサイクルについての呼びかけがされ、段ボール3箱分の衣服を回収しました。
児童からは「服の見方が、前と変わった。次は、地球に優しい素材を買うようにしたい」「この授業を通じて、服のリサイクルの重要性を知ることができた」という声が聞かれました。
今後も、教育現場との連携により、当社のサステナブルな活動や授業が、児童や生徒にとって、身近な衣生活と環境との関わりを考えるきっかけとなることを願っています。
プレスリリースのポイント
高校生が自身の衣生活と環境の関わりを自分事化できるきっかけになることを願い、高校生向けに開発したオリジナル教材『服の一生を考えよう』を受講した生徒2431人分のアンケートを集計
受講しアンケートに回答した生徒のうち86%が、授業をきっかけに、今後の衣服購入時に「服の一生」を考えて選びたいと回答
2024年度も、ARROWS「SENSEIよのなか学」を通じて、本教材の提供を継続し、高校生の衣生活に関する学びの機会を創出
株式会社ゴールドウイン(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:渡辺 貴生)は、オリジナル教材『服の一生を考えよう』を開発し、株式会社ARROWS(本社:東京都港区/代表取締役社長:浅谷 治希、以下ARROWS)が運営する全国9万人以上の先生ネットワークを基盤とする「SENSEI よのなか学」として提供しました。2023年度は、本教材を通じて約1万人の主に高校生に対して授業が行われ、授業後のアンケート(※)によると、多くの生徒にとって、今回の教材が、今後の衣服選びに影響を与えていることが分かりました。2024年度についても、本教材の提供を通じて、さらに多くの若者たちに身近な衣生活と環境問題との繋がりなどを学ぶ機会を創出します。
【『服の一生を考えよう』概要】
本教材は、衣服の大量生産と大量消費による影響や衣服の一生(生産から廃棄)を知るなかで、ファッション業界がもたらす環境汚染の重大さへの気づきを促し、環境に配慮した衣服の選び方や付き合い方ができるようになることを目指し、衣生活と環境全体を広く学ぶことのできる教材として開発しました。
教材に関するプレスリリース(2023年9月26日既報):https://corp.goldwin.co.jp/info/page-31439
≪高校生が自身の衣生活と環境の関わりを自分事化できるきっかけに≫
高校生向け家庭科教材『服の一生を考えよう』をゴールドウインがオリジナル開発
【受講生徒のアンケート結果】
■受講生徒の意識変化
授業後のアンケートに回答した生徒のうち86%が、今後の衣服購入時に「服の一生」を考えて選ぼうと思うと回答しました。
■授業前後の衣服選びの基準について
授業前は“デザイン”“安さ”が主な選択基準となっているが、授業後は、素材への意識やロングユースの意識が見られる結果となりました。
■授業前後の衣服選びの基準について
授業前は“デザイン”“安さ”が主な選択基準となっているが、授業後は、素材への意識やロングユースの意識が見られる結果となりました。
※:2023年9月~2024年2月までに本教材を受講した生徒のうち、アンケート回答を得ることのできた2431人分を集計
【本教材を使用した授業の様子と、授業を受けた生徒の声(ドルトン東京学園高校2年生公民科の授業)】
各々のジャケットや制服に使用されている繊維の種類や原産国を製品タグで確認することから授業がスタート。衣服と環境問題や人権問題を学ぶパートでは、先生からの問いかけに生徒からも様々な意見や感想が出ました。ワークシートを記入したあとには、近隣の席の生徒同士で活発な意見交換を行いました。
■授業を受けた生徒の声
日頃から、環境配慮について積極的に学び、サステナビリティの啓発活動にも取り組むAさん
「幼い頃から自然の中で過ごした経験が多く、お刺身が好きだったこともあり、マイクロプラスチックの問題や気候問題に興味を持ち、勉強を始めました。今日学んだようなアウトドアブランドの環境配慮の取り組みなどはある程度知っていましたが、ユーザーが意識をしなくても、もっと簡単に環境配慮製品を購入できるように普及していくことが必要だと、改めて感じました。また、私たちの学校では、行事のときに“クラスTシャツ”を作製するのですが、次回は、環境や人権に配慮した素材を取り入れたアイテムにしたい!と、今日の授業を受けて、決意しました。」
ファッションが大好きで、アパレルブランドのブランディングにも興味をもっているBさん
「僕は、デザイナーズブランドや古着が大好きです。お気に入りの服を長く着る自信があるから、デザイナーズブランドのアイテムや古着を自分の好みでスタイリングして着続けていくことも、環境配慮に繋がるのかなと思いました。環境問題については知っている方だと思っていたけれども、衣服をつくるときにたくさんの水を使っているということを、今日の授業で初めて知り、驚きました。今日の授業を受けてみて、これから、特に、高い製品レベルを追い求めるようなラグジュアリーブランドがどのように環境配慮に本格的に取り組んでいくのか、さらに興味が深まりました。」
【本教材を授業に採用いただいた先生方のコメント】
埼玉県立羽生第一高等学校 家庭科教諭 武藤 章子先生
「『服の一生を考えよう』という言葉で、私がイメージするのは、家庭科の教科書に出てくる衣服の再資源化(リサイクル・リユース)の話でした。しかし、本教材では、アパレルだからこそ分かる染色段階で使う水の量のお話や、化学繊維とマイクロプラスチックのお話なども盛り込まれていて、新しい視点を取り入れることができます。
また、授業の構成が素晴らしかったです。『繊維の生産から衣服の処分まで』を多面的にスライドで学習した後、『環境に優しい衣服との付き合い方』を動画で観て、動画のポイントに沿ったワークシートで“自分ごと”として考えました。ワークシートの“上手に選ぶ”という項目の選択肢が秀逸で、生徒が『この服は●●だから環境に良くないんだよね』『こちらは●●で作っているからこういう服がいいんだよね』と、学んだことを自分のなかに落とし込んでいる様子がうかがえました。生徒たちは店先で衣服を手に取るとき、今回の授業の内容を思い出してくれそうです。」
ドルトン東京学園高等部 公民科教諭 大畑 方人先生
「私は授業において、いつも“3C=catchy(キャッチー)、casual(カジュアル)、cool(クール)”というポイントを大切にしています。本教材は、生徒たちの関心が高いファッションに関する教材である点がキャッチーであり、生徒たちの日常と密接である衣生活が世界の問題に繋がっているということを”普段着“の言葉でカジュアルに議論できる内容になっています。さらに、ともすると、社会問題に関心を持ち、熱く語ることに対して恥じらいを感じてしまう年代でもある高校生に向けて、”問題意識を持って行動に移していくことはかっこいい生き方だ”と思ってもらえるような意識づけに繋がる教材になっていると感じ、授業に取り入れました。ゴールドウインがこういった教材開発をしていることは今回初めて知りましたが、今後も、ぜひ、教材開発はもちろんのこと、生徒たちの職場体験や企業見学など、より実践的な産学連携の機会を通じて、さらなる学びの場の創出に期待しています。」
■消費者教育教材の取組事例として紹介されました
消費者庁消費者教育ポータルサイトにて、本教材『服の一生を考えよう』が消費者教育教材の取組事例として紹介されました。
https://www.kportal.caa.go.jp/casestudy/001280/
【株式会社ARROWS】
「世界的課題に取り組む、知性の体現者であり続ける。」というMISSIONのもと、VISION「先生から、教育を変えていく。」を掲げ、現在は教育変革事業に注力。先生・子どもファーストの思想にこだわったビジネス展開により、持続可能でインパクトのあるアプローチを続けている。
2013年から全国の先生が情報共有できる国内最大のオンラインプラットフォーム「SENSEI ノート」を開発・運営。2017年からは、各領域のリーディングカンパニーと組み、先生向けに教材を開発・提供する「SENSEI よのなか学」を開始。
株式会社ARROWS:https://arrowsinc.com/
【関連情報】
■教育現場で、当社のサステナブルな活動を通じて、子どもたちとともに未来を考える活動
ゴールドウインの環境コンセプト「GREEN IS GOOD(グリーンイズグッド)」のもとで行う当社のサステナブルな取り組みなどを通じて、衣服と環境問題について学び、子どもたちとともに未来を考える活動として、小学校や中学校の教育現場での授業を行っています。
2024年2月15日(木)に、東京都八王子市立浅川小学校5年生の総合学習の授業において、当社の環境配慮の取り組みから「衣服のリサイクル」について学ぶ授業を、当社の広報が担当しました。
浅川小学校5年生の児童は、総合学習で「守ろう・残そう 私たちの里山」というテーマのもと、“みんなの力で、きれいな街をつくろう”という目標を立てて、調べ学習を行っていました。そのなかで、着られなくなった服をどんどん捨てることが地球の温暖化や環境破壊に繋がってしまう可能性があることを知り、「衣服のリサイクルを学校で実施したい」と考えたグループの児童が、当社のサステナビリティの取り組みを調べたことをきっかけにして、今回の授業が実現しました。授業当日は、「衣服のリサイクル」を調べたグループの児童たちから、全校生徒に向けて衣服のリサイクルについての呼びかけがされ、段ボール3箱分の衣服を回収しました。
児童からは「服の見方が、前と変わった。次は、地球に優しい素材を買うようにしたい」「この授業を通じて、服のリサイクルの重要性を知ることができた」という声が聞かれました。
今後も、教育現場との連携により、当社のサステナブルな活動や授業が、児童や生徒にとって、身近な衣生活と環境との関わりを考えるきっかけとなることを願っています。
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