神鋼商、今期経常を19％上方修正、配当も50円増額

　神鋼商事 <8075> [東証Ｐ] が2月7日後場(13:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比11.5％減の85.6億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の100億円→119億円(前期は126億円)に19.0％上方修正し、減益率が21.1％減→6.1％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の49.8億円→68.8億円(前年同期は62.8億円)に38.1％増額し、一転して9.6％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の250円→300円(前期は315円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比7.9％増の35.5億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の2.2％→2.1％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース