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キヤノンマーケティングジャパンのニュース

キヤノンマーケティングジャパンのニュース一覧

プロドローン社製全天候型災害対策用ドローン“PD6E2000-AW-CJ1”を発売 キヤノン製多目的カメラ「ME20F-SH」を搭載し夜間等の暗所撮影に対応

配信元:PR TIMES
投稿:2017/04/04 13:36
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:坂田正弘、以下キヤノンMJ)は、株式会社プロドローン(代表取締役社長:河野雅一、以下、プロドローン社)が開発した、キヤノン製超高感度カメラ「ME20F-SH」搭載の災害対策用ドローン“PD6E2000-AW-CJ1”を2017年7月に発売します。

PD6E2000-AW-CJ1 ※カメラ部を覆うハウジングは非装着

災害対策用ドローン“PD6E2000-AW-CJ1”は、プロドローン社の産業用ドローン「PD6E2000-AW」に超高感度カメラ「ME20F-SH」を搭載したモデルで、津波・崖崩れ・河川の氾濫などの災害時における夜間※1の被災状況把握に貢献します。
これまで夜間などの低照度環境下では赤外線投光によるモノクロ撮影が一般的でしたが、「ME20F-SH」は肉眼で被写体の識別が困難な暗闇でもカラーフルHD動画の撮影が可能なため、夜間でも上空から被災状況を撮影することができます。全天候型の機体性能にあわせ、カメラ部も全天候型のハウジング構造にするなど、雨天等の悪環境でも使用できる設計となっています。また、遠隔地通信機能を備えており、飛行しながらリアルタイムに災害対策本部などへ映像を配信することが可能です。
キヤノンMJは、このたびドローンテックラボ仙台※2に加盟しました。本製品の実証実験をドローン特区である仙台市にて2017年内に実施する予定です。今後、災害対策に注力している自治体と協力し、特区を生かしたドローンのフライト実験をすることで、実用化と付加価値向上を推進します。

日本国内のドローン市場は、2022年に機体本体のほかサービス分野や周辺機器をあわせて2,116億円の市場規模になることが予測されています※3。キヤノンMJグループは、2016年より開始した5か年計画「長期経営構想フェーズIII(2016年~2020年)」において、“イメージング&ITソリューション”による成長領域へのシフトと事業領域の拡大を目指しており、その一環としてドローンを活用した新たなソリューションの提供を推進しています。今後は、2016年9月に出資したプロドローン社とともに、ドローンを活用した映像ソリューションを開発し、災害対策用のほか、電鉄会社の架線点検、インフラ点検、農業分野など、業種別のソリューションを展開し、2020年までに売上50億円を目指します。

“PD6E2000-AW-CJ1”は、以下のイベントでの展示を予定しています。
ブースでは、実機展示のほか、“PD6E2000-AW-CJ1”で撮影したデモ映像を映出します。


■ 第1回映像伝送EXPO
会期:2017年4月5日~7日
会場:東京ビッグサイト

※株式会社システムファイブブースに出展します。
http://www.vcom-expo.jp/

■ 自治体総合フェア2017
会期:2017年5月24日~26日
会場:東京ビッグサイト
http://www.noma.or.jp/Portals/0/resources/lgf/2017/

※1 夜間でのドローンの運用は航空法132条2により、事前に許可を得る必要があります。申請先は地方航空局です。
※2 ドローンに関する技術的課題の解決や、サービスの事業化及び協業の推進等を図ることを目的に、仙台市もオブザーバーとして参画する任意団体です。
※3 出典:2017年3月22日株式会社インプレス発表のインプレス総合研究所による国内ドローンビジネス市場動向調査
 
夜間撮影画像<河川監視での例>
夜間撮影画像<山間部での例>

■ プロドローン社エンドースメント
株式会社プロドローンは、災害対策用ドローン“PD6E2000-AW-CJ1”を本日キヤノンマーケティングジャパンとともに発表できたことを心より歓迎いたします。「PD6E2000-AW」は、優れたパフォーマンスを誇る中型基本プラットフォームのドローンです。
今後もプロドローンは、キヤノンマーケティングジャパンと連携し、お客様の課題を解決できる革命的なドローンを市場へ投入してまいります。
 株式会社プロドローン 代表取締役社長 河野 雅一

<災害対策用ドローン「PD6E2000-AW-CJ1」の主な仕様>




<超高感度多目的カメラ「ME20F-SH」の特長>
1.暗闇でのカラー動画撮影を可能にする超高感度CMOSセンサーを採用
・キヤノンのレンズ交換式カメラ「EOS-1D X」(2012年6月発売)などに使用されているCMOSセンサーと比べて、7.5倍以上の面積を持つ一辺19μmの大きな画素と、画素部および読み出し回路に搭載した独自技術を搭載した35mmフルサイズCMOSセンサーにより、超高感度と低ノイズを両立。
・最低被写体照度0.0005lux以下(最大ゲイン75dB時、ISO感度400万相当)を実現。これにより、赤外線投光によるモノクロ撮影が一般的な低照度環境下でも、赤外線投光なしでノイズの少ないカラーのフルHD動画の撮影が可能。
・映像制作機器CINEMA EOS SYSTEMにも採用されている、広いダイナミックレンジを持つCanon LogやWideDRを採用しているため、低照度から高照度まで幅広い照度環境で高画質な動画撮影が可能。

2.豊富なラインアップを誇るEFレンズにより多彩な映像表現が可能
キヤノンの一眼レフカメラや映像制作機器CINEMA EOS SYSTEMにも搭載されているEFマウント(シネマロックタイプ)を採用しているため、豊富なラインアップを誇るキヤノンのEFレンズを使用可能。用途や撮影シーンに応じて、効果的な画角や明るさのレンズを選択できるため、多彩な映像表現が可能。

3.動画撮影において標準的な各種インターフェースに対応
・3G/HD-SDI端子やHDMI端子(両端子とも出力のみ)を搭載しているため、撮影現場で外部レコーダーやモニターなど、さまざまな周辺機器へケーブル1本で映像出力が可能。
・φ2.5mmステレオミニミニジャックやRS-422用丸型8ピンのリモート端子を搭載しているため、キヤノンのリモートコントローラー「RC-V100」(2014年6月発売・別売)の接続が可能。これにより、人が近づけない場所での撮影や定点監視などを行う際に、カメラ本体から離れた場所でもカメラの設定・操作が可能。
・φ3.5mmステレオミニジャック端子に外部マイクを接続することで、撮影現場において映像信号と合わせて音声出力が可能。
配信元: PR TIMES
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