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内田洋行のニュース
<1812> 鹿島 2938 +179大幅反発。大林組の大幅増配発表を受けて連想感も高まり、本日は大手ゼネコン株が総じて強い動きとなった。同社は25年3月期から新中計がスタートする予定で、株主還元の充実期待が先行する形にもなったようだ。SMBC日興証券では投資判断「1」を継続し、目標株価を2750円から3100円に引き上げた。新中計では、18年3月期の営業最高益更新やその後の着実な利益成長、株主還元の充実が期待されると分析。
<1802> 大林組 1757 +300ストップ高。資本政策の見直しを前日に発表、ROEは中期的に8%以上とする目標から2026年度までに10%以上にするなどとしている。それに伴って配当方針も、DOE3%程度を目指す還元方針からDOE5%程度を目指す方針と変更した。24年3月期末配当金は従来計画の21円から51円に、年間配当金は72円で前期比30円の増配となる。
前日終値ベースでの配当利回りは4.9%の水準にまで高まることに。
<3092> ZOZO 3608 +214大幅続伸。前日に日経平均の定期銘柄入れ替えが発表されており、ディスコやソシオネクストとともに新規採用されることが決定している。大和証券の試算では、リバランスに伴う買い入れ株数は2544万株、インパクトは20.13日分としている。他2社と比べて買い入れインパクトが大きく、また、足元の株価上昇率も限定的だったことで、相対的にポジティブな反応が強まる状況となっている。
<5232> 住友大阪 3655 +80大幅反発。前日に日経平均の定期銘柄入れ替えが発表され、宝HD、大平洋金属とともに除外銘柄となった。ただ、今回の除外はほぼ織り込まれていたことで、短期的なあく抜け材料にもつながった形になったようで、大平金なども買い優勢に。同社の売りインパクトは11.1日分と一部試算されている。なお、日経平均入れ替えに関してはほぼ想定線だが、一部で採用候補とみられていたローム、良品計画などは売られた。
<8057> 内田洋行 7010 -950急落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は29.9億円で前年同期比29.0%増となっているが、11-1月期は小幅な赤字に転じている。増益率も第1四半期の同50.1%増と比較すると縮小する形に。ちなみに、前年同期は3.2億円の黒字であった。マーケティング活動の強化やデータ活用ビジネスのための先行的な開発投資を進めたほか、賃金のベースアップや処遇改善などの人材投資強化はコストアップ要因に。
<7606> Uアローズ 1730 +14反発。前日に2月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比14.4%増となり、2カ月連続のプラス成長、かつ、3カ月ぶりの2ケタ増となっている。客数が同7.2%増となったほか、客単価も同7.3%の上昇に。気温の上昇とともに春物需要が高まり、メンズ、ウィメンズとも軽衣料全般、春物アウター、シューズ、バッグの動きが目立ったようだ。なお、前年同月比で休日が1日多く、+4.7%程度の影響があったもよう。
<3176> 三洋貿易 1231 -122大幅反落。228万4100株の株式売出、34万2600株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。売出人は主要株主の5社。売出価格は12日から14日の間までに決定する。政策保有株見直しの動きの一環で、株主層の拡大及び多様化、更なる流動性の向上を目指すことなども目的としている。通常の株式流動性からみて、短期的な需給面でのマイナスインパクトは強まるとの懸念が先行のようだ。
<3992>ニーズウェル 1127 +94大幅続伸。大手ホテルにおけるオーダーシステム更改を、ITアウトソーシングサービスにて先行受注したと前日に発表。ホテル内店舗の一部レストランでの先行受注で、POSレジ、注文入力のモバイル端末、注文内容を伝達するネットワークなどのハード更改に加え、システム移行・設計・構築・保守運用などソフト面も含むもの。
受注金額は明らかではないが、業績への寄与期待や着実な実績の積み上げなどが好材料視された。
<3667> enish 300 -14大幅反落。第三者割当による新株予約権の発行を発表している。潜在株式数は530万株となり、希薄化率は24.6%となる。大幅な希薄化の可能性を警戒する動きが優勢となっている。割当先はEVO FUNDとなる。調達資金は約14.2億円となり、資金使途は主にモバイルゲームの開発・運用資金に充当、その他、借入金の一部返済にも充当する予定であるようだ。
<4736> 日本ラッド 1326 +300ストップ高比例配分。前日に24年3月期の業績上方修正を発表。営業利益は従来予想の1.5億円から2.5億円にまで引き上げた。エンタープライズソリューションセグメントでの大口主要顧客におけるシステム開発需要の一時的急増、IoTセグメントでの組込ライセンス商流の予想を上回る一時的急拡大などが背景としている。上振れは想定線とみられるが、前日からの人気化もあり、追加の支援材料として上値追い材料に。
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