日本ユニシスが反発、ＥＶ急速充電スタンドを大日印などと山陰地区で設置

　日本ユニシス<8056.T>が反発。この日、大日本印刷<7912.T>やビジネスインフォーメイションガーヴァン（島根県松江市）と協業し、山陰地区における電気自動車（ＥＶ）やプラグインハイブリッド車（ＰＨＶ）を利用した観光振興のために、島根県松江市、出雲市、鳥取県米子市、倉吉市内の観光・商業施設に急速充電器１０台を設置したと発表しており、これを好感した買いが入っている。
　今回の山陰地区でのサービス提供は、３社が観光・商業施設にＥＶ急速充電スタンドを販売し、日ユニシスが充電インフラシステムサービス「ｓｍａｒｔ　ｏａｓｉｓ」を提供するというもの。日ユニシスでは、０９年９月から、ＩＴによる充電サービス管理・充電インフラの情報配信などを行う同システムを提供しており、今後の「ｓｍａｒｔ　ｏａｓｉｓ」事業の拡大への期待感が買いにつながっているようだ。なお、大日印は５日続伸で昨年来高値を更新している。

日ユニシスの株価は１３時５５分現在１２０９円（△１５円）
大日印の株価は１３時５５分現在１１９４円（△１６円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）