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東京エレクトロンのニュース
大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 48460 -1460 (-2.92%)
TOPIX先物 3258.0 -54.5 (-1.64%)
シカゴ日経平均先物 48455 -1465
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
20日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。エヌビディア
暗号資産(仮想通貨)が下落したこともリスク資産の圧縮に向かわせた面もある。20日発表の9月の米雇用統計は市場予想を上回った一方で、7月分と8月分が下方修正されたため、米連邦準備理事会(FRB)が12月に利下げする可能性を見極めにくくさせた。
NYダウ構成銘柄では、ウォルマート
シカゴ日経平均先物(12月限)の清算値は大阪比1465円安の4万8455円だった。日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比50円安の4万9870円で始まった。その後はロング優勢の流れとなり、米国市場の取引開始後に5万0230円まで買われる場面もみられた。ただし、米国市場が下落に転じると下へのバイアスが強まり、4万8430円まで急落。売り一巡後に、いったん4万9110円まで下げ幅を縮める場面もあったが、引けにかけて再びショートが入る形となり、4万8460円とナイトセッションの安値圏で取引を終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、ギャップダウンで始まることになりそうだ。エヌビディアが下落に転じたことによって、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、アドバンテスト<6857>[東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下げが日経平均型の重荷になるだろう。
日経225先物は一時5万0230円まで買われ、25日移動平均線(5万0140円)を上回る場面もみられたが、結果としては同線が抵抗線となる形となった。その後の急落でボリンジャーバンドの-1σ(4万8950円)を割り込んできたため、-2σ(4万7760円)とのレンジが意識されてきそうだ。まずは売り一巡後に早い段階で-1σ水準を回復してくるかを見極める必要がある。
前日の大幅高でレバレッジ型ETFのヘッジ対応のロングが意識されたが、本日はヘッジ対応のショートが警戒されることになる。3連休前で積極的にポジションを傾ける動きは考えにくいため、ソフトバンクグループなどの動向に連動する形でスキャルピング中心の商いになりそうだ。そのため、オプション権利行使価格の4万7750円から4万9000円辺りでのレンジを想定しておきたい。
20日の米VIX指数は26.42(19日は23.66)に上昇した。下落して始まり19.28まで低下する場面もみられたが、200日線(19.63)、25日線(18.99)などが支持線として意識されるなかで上昇に転じた。一時28.27まで急伸しており、10月17日につけた高値28.99に迫った。同水準を上回ってくるようだと上へのバイアスが強まり、リスク回避に向かう可能性がある。
昨日のNT倍率は先物中心限月で15.07倍に上昇した。半導体・AI関連株への資金集中の動きが再燃するなか、NTロングに振れる形になった。一時15.21倍まで上昇しており、25日線(15.22倍)を捉えてきたが、同線が抵抗となる形で一巡感が意識された。-1σ(15.00倍)と25日線とのレンジを意識しつつも、-1σを割り込む可能性が高いと考えられ、-2σ(14.78倍)が射程に入りそうだ。
株探ニュース
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