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日本紙パルプ商事のニュース
<動意株・8日>(大引け)=紙パル商、ゴルドウイン、多摩川HDなど
日本紙パルプ商事<8032.T>=後場動意。午後1時ごろ、23年3月期の連結業績予想について、営業利益を135億円から190億円(前期比35.1%増)へ上方修正したことが好感されている。海外卸売事業の主要拠点である米国や英国、豪州で、社会経済活動の正常化に伴う需要の回復により販売数量が増加したことに加えて、原燃料価格の高騰に起因する複数回にわたる価格修正が需給逼迫の環境下で浸透したことが寄与する。同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高2663億2400万円(前年同期比28.0%増)、営業利益95億3700万円(同51.0%増)だった。
ゴールドウイン<8111.T>=大幅高で3日続伸。午前10時ごろ、4~9月期決算を発表。営業利益が前年同期比60.0%増の52億7700万円で着地し、従来予想の39億円を大きく上回ったことが好感されている。売上高も同18.6%増の453億900万円となり、従来予想の444億円から上振れして着地した。旅行など外出需要の増加により、主力ブランド「THE NORTH FACE」が伸びたことが業績を押し上げた。また、販売価格の一部見直しといった各種施策に加え、韓国の持ち分法適用関連会社の業績堅調も寄与した。なお、通期見通しは据え置いている。
多摩川ホールディングス<6838.T>=急速人気でストップ高。7日取引終了後、宇宙の暗黒物質「ダークマター」の探索などが可能となる量子センサーに向け、同社が製作したアルカリ原子マイクロセルの実証試験に成功したと発表。これを材料視した買いが集まった。東京大学での試験で得られた成果は今後、国内の学会で発表される予定。マイクロセルは従来のセルよりも計測時間を大きく削減できるなどの特徴を持つという。
ミタチ産業<3321.T>=上げ足が止まらず。5日移動平均線をサポートラインとする上値指向が鮮明で6連騰と気を吐いている。3月25日以来となる4ケタ大台回復を目前としている。エレクトロニクス商社で半導体が売上高の4割強を占める。遊技機器向けのほか車載用などで需要獲得が進み、22年6~8月期は営業利益段階で前年同期比2.6倍の10億4200万円と急拡大を果たした。通期業績予想は上方修正を経て前期比微減の20億円を予想するが、進捗率から一段の増額が有力視される状況にある。PER5倍台、PBR0.6倍台と超割安圏にあり、指標面から依然として水準訂正余地が大きい。
日本CMK<6958.T>=上昇加速。自動車向けプリント配線板メーカーの最大手で、半導体不足に伴う自動車生産台数減少の影響は受けているものの、注力するパワートレイン・走行安全系向けの販売は好調な推移を示しており、足もとの業績は急改善している。7日取引終了後に発表した23年3月期上期(22年4~9月)決算では営業利益が12億4500万円(前年同期比3.1倍)に急拡大しており、逆風環境下にあってポジティブサプライズとなった。株価は10月に入ってから急速に下値を切り上げてきたが、きょうはマドを開けて5日移動平均線を上放れる形となっている。
マルハニチロ<1333.T>=戻り足を強める。7日取引終了後、23年3月期の業績予想の修正を発表し、売上高は従来予想の9000億円から9700億円(前期比12%増)に増額。また、営業利益は240億円から270億円(同13%増)に上方修正しており、6期ぶりに過去最高利益を更新する見通しとなった。水産物が好調なほか、欧米向けにペットフードなども伸びており、マグロやブリの養殖ユニットの販売拡大も収益押し上げに貢献した。PERやPBRなど株価指標面で割安なほか、8月下旬以降は株価の調整局面が続いていたこともあり、値ごろ感からの買いも誘導している。
住友精化<4008.T>=大幅高で一気に年初来高値更新。前日まで3日続伸と上げ足を強めていたが、目先物色人気が加速している。同社は高吸水性樹脂が収益の主力で、半導体用ガスなどにも注力しているが、7日取引終了後、23年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の70億円から110億円(前期比36%増)に大幅増額しており、これを材料視する形で投資資金が流入している。営業利益は17年3月期に達成した105億4100万円を5億円弱上回る見通しで、6期ぶりに過去最高を更新する。好業績を背景に、今期年間配当も従来計画の120円に80円上乗せした200円(前期実績は120円)に増額しており、これも買いを後押している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ゴールドウイン<8111.T>=大幅高で3日続伸。午前10時ごろ、4~9月期決算を発表。営業利益が前年同期比60.0%増の52億7700万円で着地し、従来予想の39億円を大きく上回ったことが好感されている。売上高も同18.6%増の453億900万円となり、従来予想の444億円から上振れして着地した。旅行など外出需要の増加により、主力ブランド「THE NORTH FACE」が伸びたことが業績を押し上げた。また、販売価格の一部見直しといった各種施策に加え、韓国の持ち分法適用関連会社の業績堅調も寄与した。なお、通期見通しは据え置いている。
多摩川ホールディングス<6838.T>=急速人気でストップ高。7日取引終了後、宇宙の暗黒物質「ダークマター」の探索などが可能となる量子センサーに向け、同社が製作したアルカリ原子マイクロセルの実証試験に成功したと発表。これを材料視した買いが集まった。東京大学での試験で得られた成果は今後、国内の学会で発表される予定。マイクロセルは従来のセルよりも計測時間を大きく削減できるなどの特徴を持つという。
ミタチ産業<3321.T>=上げ足が止まらず。5日移動平均線をサポートラインとする上値指向が鮮明で6連騰と気を吐いている。3月25日以来となる4ケタ大台回復を目前としている。エレクトロニクス商社で半導体が売上高の4割強を占める。遊技機器向けのほか車載用などで需要獲得が進み、22年6~8月期は営業利益段階で前年同期比2.6倍の10億4200万円と急拡大を果たした。通期業績予想は上方修正を経て前期比微減の20億円を予想するが、進捗率から一段の増額が有力視される状況にある。PER5倍台、PBR0.6倍台と超割安圏にあり、指標面から依然として水準訂正余地が大きい。
日本CMK<6958.T>=上昇加速。自動車向けプリント配線板メーカーの最大手で、半導体不足に伴う自動車生産台数減少の影響は受けているものの、注力するパワートレイン・走行安全系向けの販売は好調な推移を示しており、足もとの業績は急改善している。7日取引終了後に発表した23年3月期上期(22年4~9月)決算では営業利益が12億4500万円(前年同期比3.1倍)に急拡大しており、逆風環境下にあってポジティブサプライズとなった。株価は10月に入ってから急速に下値を切り上げてきたが、きょうはマドを開けて5日移動平均線を上放れる形となっている。
マルハニチロ<1333.T>=戻り足を強める。7日取引終了後、23年3月期の業績予想の修正を発表し、売上高は従来予想の9000億円から9700億円(前期比12%増)に増額。また、営業利益は240億円から270億円(同13%増)に上方修正しており、6期ぶりに過去最高利益を更新する見通しとなった。水産物が好調なほか、欧米向けにペットフードなども伸びており、マグロやブリの養殖ユニットの販売拡大も収益押し上げに貢献した。PERやPBRなど株価指標面で割安なほか、8月下旬以降は株価の調整局面が続いていたこともあり、値ごろ感からの買いも誘導している。
住友精化<4008.T>=大幅高で一気に年初来高値更新。前日まで3日続伸と上げ足を強めていたが、目先物色人気が加速している。同社は高吸水性樹脂が収益の主力で、半導体用ガスなどにも注力しているが、7日取引終了後、23年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の70億円から110億円(前期比36%増)に大幅増額しており、これを材料視する形で投資資金が流入している。営業利益は17年3月期に達成した105億4100万円を5億円弱上回る見通しで、6期ぶりに過去最高を更新する。好業績を背景に、今期年間配当も従来計画の120円に80円上乗せした200円(前期実績は120円)に増額しており、これも買いを後押している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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