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兼松のニュース
17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:目先達成感も、29000円辺りでの攻防からの一段高に備えたいところ
■総医研、22/6営業利益 31.8%増 12.08億円、23/6予想 0.7%減 12.0億円
■前場の注目材料:伊藤忠、CO2固定化技術を国内展開、大成建と協業
■目先達成感も、29000円辺りでの攻防からの一段高に備えたいところ
17日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすい相場展開になりそうだ。16日の米国市場ではNYダウが239ドル高だった。ウォルマートやホーム・デポなど小売企業の予想を上回る決算が好感され、消費関連株を中心に買われた。また、バイデン大統領の署名によりインフレ抑制法案が成立したこともプラス材料となった。一方で、長期金利が上昇したことからハイテク株は利益確定の売りに押される格好となり、ナスダックは下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の28950円。円相場は1ドル134円20銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時29000円を回復しており、1月4日以来の年初来高値を更新した。日経平均についても節目の29000円回復が意識されやすく、インデックスに絡んだ商いが先行することになりそうだ。一方で、急ピッチの上昇に対する過熱感も意識されていることもあり、29000円回復で目先的な達成感が高まる可能性はありそうだ。米ハイテク株が利食いに押されたこともあり、より達成感を意識させることになろう。
もっとも、日経225先物の年初来高値更新により、6月の急落局面で買いポジションを解消したファンドなどは、以前の水準までポジションを買い直す動きが迫られている。S&P500は1月高値から6月安値までの半値戻しを達成し、その後のリバウンド基調を継続しているため、ショートカバーの動きが強まりやすいところである。このような需給状況のなかでは押し目買い意欲の強さが意識されやすく、下値を切り上げてくる可能性はある。
そのため、寄り付き後は次第にこう着感が強まる可能性はあるものの、相対的に出遅れている銘柄やセクターなどへの修正リバウンドを狙った動きに向わせそうである。また、中小型株についてもリバウンドの動きが徐々に高まってきているため、物色対象に広がりが見られてくる可能性もありそうだ。まずは買い一巡後の底堅さを見極めつつ、29000円辺りでの攻防からの一段高に備えたいところであろう。
■総医研、22/6営業利益 31.8%増 12.08億円、23/6予想 0.7%減 12.0億円
総医研<2385>が発表した2022年6月期業績は、営業利益が前期比31.8%増の12.08億円だった。5月に上方修正した計画(9.5億円)を上回っての着地。また、23年6月期業績は、営業利益が同0.7%減の12億円を計画しており、コンセンサス(10億円程度)を上回る。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(34152.01、+239.57)
・シカゴ日経先物は上昇(28950、大阪比+100)
・1ドル=134.20-30円
・VIX指数は低下(19.69、-0.26)
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を長期化
・ダスキン<4665>マット・モップ3100万枚に電子タグ、45億円投じ検数作業効率化
・日本製鉄<5401>名古屋第3高炉を月末再稼働、供給網回復で決断
・兼松<8020>画像検査にAIモデル、ベンチャーと専用アプリ開発
・豊田通商<8015>アフリカでスタートアップ発掘、現地ファンドに出資
・丸紅<8002>バイオ炭でJ—クレジット、独占販売代理権取得
・三菱ロジスネクスト<7105>米で物流ソリューション本格化、営業人員10倍に増強
・ACSL<6232>ドローン本格展開、米・印・東南アで拡販
・UACJ<5741>次世代ロケット向け燃料タンク素材開発、JAXA事業
・三井化学<4183>サステックと協業、多拠点向け太陽光発電サービス提供
・ライオン<4912>オーラルヘルスベンチャー投資30億円、新事業創出加速
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 7月貿易収支(予想:-1兆3625億円、6月:-1兆3985億円)
・08:50 6月機械受注(船舶・電力除く民需)(前月比予想:+1.0%、5月:-5.6%)
<海外>
・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(0.50ポイント引き上げ予想) <ST>
■株式見通し:目先達成感も、29000円辺りでの攻防からの一段高に備えたいところ
■総医研、22/6営業利益 31.8%増 12.08億円、23/6予想 0.7%減 12.0億円
■前場の注目材料:伊藤忠、CO2固定化技術を国内展開、大成建と協業
■目先達成感も、29000円辺りでの攻防からの一段高に備えたいところ
17日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすい相場展開になりそうだ。16日の米国市場ではNYダウが239ドル高だった。ウォルマートやホーム・デポなど小売企業の予想を上回る決算が好感され、消費関連株を中心に買われた。また、バイデン大統領の署名によりインフレ抑制法案が成立したこともプラス材料となった。一方で、長期金利が上昇したことからハイテク株は利益確定の売りに押される格好となり、ナスダックは下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の28950円。円相場は1ドル134円20銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時29000円を回復しており、1月4日以来の年初来高値を更新した。日経平均についても節目の29000円回復が意識されやすく、インデックスに絡んだ商いが先行することになりそうだ。一方で、急ピッチの上昇に対する過熱感も意識されていることもあり、29000円回復で目先的な達成感が高まる可能性はありそうだ。米ハイテク株が利食いに押されたこともあり、より達成感を意識させることになろう。
もっとも、日経225先物の年初来高値更新により、6月の急落局面で買いポジションを解消したファンドなどは、以前の水準までポジションを買い直す動きが迫られている。S&P500は1月高値から6月安値までの半値戻しを達成し、その後のリバウンド基調を継続しているため、ショートカバーの動きが強まりやすいところである。このような需給状況のなかでは押し目買い意欲の強さが意識されやすく、下値を切り上げてくる可能性はある。
そのため、寄り付き後は次第にこう着感が強まる可能性はあるものの、相対的に出遅れている銘柄やセクターなどへの修正リバウンドを狙った動きに向わせそうである。また、中小型株についてもリバウンドの動きが徐々に高まってきているため、物色対象に広がりが見られてくる可能性もありそうだ。まずは買い一巡後の底堅さを見極めつつ、29000円辺りでの攻防からの一段高に備えたいところであろう。
■総医研、22/6営業利益 31.8%増 12.08億円、23/6予想 0.7%減 12.0億円
総医研<2385>が発表した2022年6月期業績は、営業利益が前期比31.8%増の12.08億円だった。5月に上方修正した計画(9.5億円)を上回っての着地。また、23年6月期業績は、営業利益が同0.7%減の12億円を計画しており、コンセンサス(10億円程度)を上回る。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(34152.01、+239.57)
・シカゴ日経先物は上昇(28950、大阪比+100)
・1ドル=134.20-30円
・VIX指数は低下(19.69、-0.26)
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を長期化
・ダスキン<4665>マット・モップ3100万枚に電子タグ、45億円投じ検数作業効率化
・日本製鉄<5401>名古屋第3高炉を月末再稼働、供給網回復で決断
・兼松<8020>画像検査にAIモデル、ベンチャーと専用アプリ開発
・豊田通商<8015>アフリカでスタートアップ発掘、現地ファンドに出資
・丸紅<8002>バイオ炭でJ—クレジット、独占販売代理権取得
・三菱ロジスネクスト<7105>米で物流ソリューション本格化、営業人員10倍に増強
・ACSL<6232>ドローン本格展開、米・印・東南アで拡販
・UACJ<5741>次世代ロケット向け燃料タンク素材開発、JAXA事業
・三井化学<4183>サステックと協業、多拠点向け太陽光発電サービス提供
・ライオン<4912>オーラルヘルスベンチャー投資30億円、新事業創出加速
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 7月貿易収支(予想:-1兆3625億円、6月:-1兆3985億円)
・08:50 6月機械受注(船舶・電力除く民需)(前月比予想:+1.0%、5月:-5.6%)
<海外>
・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(0.50ポイント引き上げ予想) <ST>
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