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兼松のニュース
22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:ハイテク株の見直しは継続、中小型株には出遅れ修正の動きが期待される
■商船三井、23/3上方修正 営業利益700億円←460億円、コンセンサスを上回る
■前場の注目材料:三菱重、CO2回収プラント基本設計受注、英ガス火力発電所向け
■ハイテク株の見直しは継続、中小型株には出遅れ修正の動きが期待される
22日の日本株市場は、急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されるものの、底堅さが意識される相場展開になりそうだ。21日の米国市場でNYダウは162ドル高だった。週次新規失業保険申請件数が予想外に増加したほか、7月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数や6月景気先行指数が予想外に悪化したため、景気減速への警戒から売りが先行した。バイデン大統領が新型コロナウイルス検査で陽性症状との政府公表も重荷となった。ただし、予想を上回る決算が相次いでいるほか、長期金利の低下を受けてハイテク株が買われるなか、上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の27865円。円相場は1ドル137円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小じっかりで始まりそうだ。日経平均は前日までの強いリバウンドにより、6月13日の急落局面で空けたマドを埋めたほか、52週線水準まで回復してきたため、いったんは達成感が意識されやすく、利益確定の動きが強まる可能性はありそうだ。週末要因のほか、来週から本格化する決算を見極めたいとするムードも高まりやすいところであり、戻り売りスタンスといった流れとなろう。
もっとも、直近の強い値動きを見ても、これといった調整を挟まず、押し目待ち狙いの買い方にとってはレンジを切り上げざるを得ない需給状況であろう。日中はこう着ながらも底堅い値動きが続く局面においては、引けにかけて強含む展開が意識されやすいところだ。
VIX指数は低下傾向を継続するなか、6月安値水準を下回ってきており、リスク選好の動きに向かわせやすい。米国ではハイテク株を見直す動きが継続するなか、ナスダックは75日線を捉えてきたほか、6月の戻り高値水準を回復してきた。6月の急落時にロングオンリーのファンドなどはポジションをほぼ解消したと見られており、その後のボトム圏でのこう着が続くなかでポジションは取りづらかったと見られる。足元の急ピッチの上昇でポジションの積み増しが迫られるなか、押し目待ちの買い意欲は一段と強まっているだろう。
物色としては新型コロナウイルス感染症の感染拡大から内需系は手掛けづらいこともあり、減速懸念から売り込まれていたハイテク株の見直しが意識されやすい。また、マザーズ指数は13週線突破から26週線を捉えてきており、中小型株には出遅れ修正の動きが期待されよう。
■商船三井、23/3上方修正 営業利益700億円←460億円、コンセンサスを上回る
商船三井<9104>は2023年3月期業績予想の修正を発表。売上高は1兆3530億円から1兆4700億円、営業利益を460億円から700億円に上方修正した。コンセンサス(630億円程度)を上回る。持分法適用会社 OCEAN NETWORK EXPRESS PTE. LTD.において、荷動きとスポット賃率がいずれも前回発表時の想定を上回るレベルで推移。また、堅調なドライバルク船・自動車船市況、及び足元の円安傾向を鑑みた為替前提の見直しにより上方修正した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(27803.00、+122.74)
・NYダウは上昇(32036.90、+162.06)
・ナスダック総合指数は上昇(12059.61、+161.96)
・シカゴ日経先物は上昇(27865、大阪比+85)
・1ドル=137.50-60円
・SOX指数は上昇(2916.81、+43.85)
・VIX指数は低下(23.11、-0.77)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を長期化
・北越コーポ<3865>5G向け電磁波対策参入、紙製ノイズ抑制シート開発
・ホンダ<7267>鈴鹿製作所、7月生産台数1割減、8月上旬も減産見込む
・三菱自<7211>三菱UFJ銀と協業、法人向けEV販売
・兼松<8020>コーヒー豆輸入倍増、SDGs追い風、農家・取引先仲介など支援
・豊田通商<8015>カメルーンに商業施設、リテール事業拡充
・日揮HD<1963>日揮子会社、半導体装置用セラ増産、宮城に新工場建設
・島津製<7701>新型コロナ「BA.5」検出、PCR検査試薬を発売
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 6月全国消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:+2.2%、5月:+2.1%)
<海外>
・特になし <ST>
■株式見通し:ハイテク株の見直しは継続、中小型株には出遅れ修正の動きが期待される
■商船三井、23/3上方修正 営業利益700億円←460億円、コンセンサスを上回る
■前場の注目材料:三菱重、CO2回収プラント基本設計受注、英ガス火力発電所向け
■ハイテク株の見直しは継続、中小型株には出遅れ修正の動きが期待される
22日の日本株市場は、急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されるものの、底堅さが意識される相場展開になりそうだ。21日の米国市場でNYダウは162ドル高だった。週次新規失業保険申請件数が予想外に増加したほか、7月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数や6月景気先行指数が予想外に悪化したため、景気減速への警戒から売りが先行した。バイデン大統領が新型コロナウイルス検査で陽性症状との政府公表も重荷となった。ただし、予想を上回る決算が相次いでいるほか、長期金利の低下を受けてハイテク株が買われるなか、上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の27865円。円相場は1ドル137円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小じっかりで始まりそうだ。日経平均は前日までの強いリバウンドにより、6月13日の急落局面で空けたマドを埋めたほか、52週線水準まで回復してきたため、いったんは達成感が意識されやすく、利益確定の動きが強まる可能性はありそうだ。週末要因のほか、来週から本格化する決算を見極めたいとするムードも高まりやすいところであり、戻り売りスタンスといった流れとなろう。
もっとも、直近の強い値動きを見ても、これといった調整を挟まず、押し目待ち狙いの買い方にとってはレンジを切り上げざるを得ない需給状況であろう。日中はこう着ながらも底堅い値動きが続く局面においては、引けにかけて強含む展開が意識されやすいところだ。
VIX指数は低下傾向を継続するなか、6月安値水準を下回ってきており、リスク選好の動きに向かわせやすい。米国ではハイテク株を見直す動きが継続するなか、ナスダックは75日線を捉えてきたほか、6月の戻り高値水準を回復してきた。6月の急落時にロングオンリーのファンドなどはポジションをほぼ解消したと見られており、その後のボトム圏でのこう着が続くなかでポジションは取りづらかったと見られる。足元の急ピッチの上昇でポジションの積み増しが迫られるなか、押し目待ちの買い意欲は一段と強まっているだろう。
物色としては新型コロナウイルス感染症の感染拡大から内需系は手掛けづらいこともあり、減速懸念から売り込まれていたハイテク株の見直しが意識されやすい。また、マザーズ指数は13週線突破から26週線を捉えてきており、中小型株には出遅れ修正の動きが期待されよう。
■商船三井、23/3上方修正 営業利益700億円←460億円、コンセンサスを上回る
商船三井<9104>は2023年3月期業績予想の修正を発表。売上高は1兆3530億円から1兆4700億円、営業利益を460億円から700億円に上方修正した。コンセンサス(630億円程度)を上回る。持分法適用会社 OCEAN NETWORK EXPRESS PTE. LTD.において、荷動きとスポット賃率がいずれも前回発表時の想定を上回るレベルで推移。また、堅調なドライバルク船・自動車船市況、及び足元の円安傾向を鑑みた為替前提の見直しにより上方修正した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(27803.00、+122.74)
・NYダウは上昇(32036.90、+162.06)
・ナスダック総合指数は上昇(12059.61、+161.96)
・シカゴ日経先物は上昇(27865、大阪比+85)
・1ドル=137.50-60円
・SOX指数は上昇(2916.81、+43.85)
・VIX指数は低下(23.11、-0.77)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を長期化
・北越コーポ<3865>5G向け電磁波対策参入、紙製ノイズ抑制シート開発
・ホンダ<7267>鈴鹿製作所、7月生産台数1割減、8月上旬も減産見込む
・三菱自<7211>三菱UFJ銀と協業、法人向けEV販売
・兼松<8020>コーヒー豆輸入倍増、SDGs追い風、農家・取引先仲介など支援
・豊田通商<8015>カメルーンに商業施設、リテール事業拡充
・日揮HD<1963>日揮子会社、半導体装置用セラ増産、宮城に新工場建設
・島津製<7701>新型コロナ「BA.5」検出、PCR検査試薬を発売
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 6月全国消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:+2.2%、5月:+2.1%)
<海外>
・特になし <ST>
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