2,642円
兼松のニュース
22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:自律反発の域ながらロングポジションを積み上げてくる可能性
■ツルハHD、22/5営業利益 16.1%減 405億円、23/5予想 5.3%増 427億円
■前場の注目材料:富士電機、EV用SiC半導体を量産、松本で年度内、青森にも新ライン
■自律反発の域ながらロングポジションを積み上げてくる可能性
22日の日本株市場は、買い先行で始まることになり、その後も底堅い値動きが見込まれる。連休明け21日の米国市場はNYダウが641ドル高だった。値ごろ感からの買いや海外市場の流れを受けて買い先行の展開。バイデン大統領が「景気後退は避けられる」との考えを示したため、景気後退への脅威も緩和し、終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比210円高の26440円。円相場は1ドル136円40銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。米国市場の上昇については昨日の段階でグローベックスの米株先物の強い値動きによって織り込み済みの面はあるだろうが、先回り的に買いが積み上がっていたとは考えづらいことから、買い一巡後も底堅い値動きが意識されそうである。また、昨日の日経平均は足元で上値を抑えられていた5日線を突破してきており、5月12日の安値と6月20日の安値とのダブルボトム形成が意識されやすいところだ。
また、多くの投資家は自律反発の域は脱せないといった見方であるものの、日経平均は直近で3000円幅程度の急落だったこともあり、半値戻しの27000円辺りまでのリバウンドを見せたとしても自律反発の範囲内であるため、もう一段の上昇を狙いたいところであろう。また、ロングショートのヘッジファンドはロングを解消しているとの見方もあるなか、需給的にはショートに傾いている状況である。相場の基調反転から一気にショートカバーに向かう可能性は低いとはいえ、ロングポジションを積み上げてくる可能性はありそうだ。
なお、買い一巡後はパウエルFRB議長による半年に一度の議会証言を控え様子見ムードが強まりやすいだろうが、ショートは仕掛けづらいと考えられる。また、昨日は東エレク<8035>が11営業日ぶりに反発を見せた。既に昨年10月上旬まで下げてきたことから、含み益も減っている状況のなか、ロングオンリーのファンドからの売りも一巡した格好だろう。こちらも自律反発の範囲内とはいえ底堅い値動きを見せてくるようであれば、日経平均のけん引役となる可能性も期待されてきそうだ。
また、昨日のマザーズ指数は反発を見せているが、25日線辺りが心理的な抵抗線として意識されているため、同線での攻防が長引くようだと戻り売りの動きに向かわせそうである。相場全体の出来高は低水準であることから、インデックスに絡んだ影響を受けやすく、主力銘柄中心の相場展開となろう。
■ツルハHD、22/5営業利益 16.1%減 405億円、23/5予想 5.3%増 427億円
ツルハHD<3391>は2022年5月期業績を発表。営業利益は前期比16.1%減の405.68億円だった。期初計画の512億円には届かなかった。前期の巣ごもり需要の反動減や季節商材の不振などにより既存店売上高・来店客数が前年を下回る水準で推移。原油価格の高騰などによる水道光熱費の増加、キャッシュレス決済額増加に伴う支払手数料の増加などが影響した。23年5月期は前期比5.3%増の427億円を見込んでおり、コンセンサス(450億円程度)を下回る。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(26246.31、+475.09)
・NYダウは上昇(30530.25、+641.47)
・ナスダック総合指数は上昇(11069.30、+270.95)
・シカゴ日経先物は上昇(26440、大阪比+210)
・1ドル=136.60-70円
・SOX指数は上昇(2649.37、+70.83)
・VIX指数は低下(30.19、-0.84)
・米原油先物は上昇(109.52、+1.53)
・米国景気は拡大
・コロナ流行下の経済活動正常化
・日銀は金融緩和を長期化
・富士電機<6504>EV用SiC半導体を量産、松本で年度内、青森にも新ライン
・三菱重<7011>「787」の主翼廃材を活用、三菱電の家電にCFRP
・兼松<8020>「空飛ぶ車」インフラ参入、離着陸場・充電設備等25年めど開発運営
・ホンダ<7267>中国にEV新工場、700億円投資、年産12万台規模
・出光興産<5019>JDIと多結晶酸化物半導体を開発、高移動度・低オフリーク電流両立
・愛知製鋼<5482>ワイドレンジ型MIセンサー開発、サンプル出荷開始
・ヤマハ発<7272>環境分野の課題解決スタートアップへ出資、米で投資ファンド設立
・安川電<6506>ロボ向け部品など量産開始、中国・常州の新工場
・TDK<6762>ワイヤレス給電向け薄型パターンコイル開発
・富士通<6702>セールスフォース・ジャパンとヘルスケア領域で協業
・NEC<6701>AVEVAと提携、工場DXにデータ活用
・凸版印刷<7911>“メタバース”美術館開発、色・質感を忠実に
・富士フイルム<4901>欧ユニグラフィカを買収、インクジェット事業拡大
・カネカ<4118>CO2と水素で生分解性ポリマー、水素酸化細菌を活用
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(4月27-28日開催分)
<海外>
・07:45 NZ・5月貿易収支(4月:+5.84億NZドル) <ST>
■株式見通し:自律反発の域ながらロングポジションを積み上げてくる可能性
■ツルハHD、22/5営業利益 16.1%減 405億円、23/5予想 5.3%増 427億円
■前場の注目材料:富士電機、EV用SiC半導体を量産、松本で年度内、青森にも新ライン
■自律反発の域ながらロングポジションを積み上げてくる可能性
22日の日本株市場は、買い先行で始まることになり、その後も底堅い値動きが見込まれる。連休明け21日の米国市場はNYダウが641ドル高だった。値ごろ感からの買いや海外市場の流れを受けて買い先行の展開。バイデン大統領が「景気後退は避けられる」との考えを示したため、景気後退への脅威も緩和し、終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比210円高の26440円。円相場は1ドル136円40銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。米国市場の上昇については昨日の段階でグローベックスの米株先物の強い値動きによって織り込み済みの面はあるだろうが、先回り的に買いが積み上がっていたとは考えづらいことから、買い一巡後も底堅い値動きが意識されそうである。また、昨日の日経平均は足元で上値を抑えられていた5日線を突破してきており、5月12日の安値と6月20日の安値とのダブルボトム形成が意識されやすいところだ。
また、多くの投資家は自律反発の域は脱せないといった見方であるものの、日経平均は直近で3000円幅程度の急落だったこともあり、半値戻しの27000円辺りまでのリバウンドを見せたとしても自律反発の範囲内であるため、もう一段の上昇を狙いたいところであろう。また、ロングショートのヘッジファンドはロングを解消しているとの見方もあるなか、需給的にはショートに傾いている状況である。相場の基調反転から一気にショートカバーに向かう可能性は低いとはいえ、ロングポジションを積み上げてくる可能性はありそうだ。
なお、買い一巡後はパウエルFRB議長による半年に一度の議会証言を控え様子見ムードが強まりやすいだろうが、ショートは仕掛けづらいと考えられる。また、昨日は東エレク<8035>が11営業日ぶりに反発を見せた。既に昨年10月上旬まで下げてきたことから、含み益も減っている状況のなか、ロングオンリーのファンドからの売りも一巡した格好だろう。こちらも自律反発の範囲内とはいえ底堅い値動きを見せてくるようであれば、日経平均のけん引役となる可能性も期待されてきそうだ。
また、昨日のマザーズ指数は反発を見せているが、25日線辺りが心理的な抵抗線として意識されているため、同線での攻防が長引くようだと戻り売りの動きに向かわせそうである。相場全体の出来高は低水準であることから、インデックスに絡んだ影響を受けやすく、主力銘柄中心の相場展開となろう。
■ツルハHD、22/5営業利益 16.1%減 405億円、23/5予想 5.3%増 427億円
ツルハHD<3391>は2022年5月期業績を発表。営業利益は前期比16.1%減の405.68億円だった。期初計画の512億円には届かなかった。前期の巣ごもり需要の反動減や季節商材の不振などにより既存店売上高・来店客数が前年を下回る水準で推移。原油価格の高騰などによる水道光熱費の増加、キャッシュレス決済額増加に伴う支払手数料の増加などが影響した。23年5月期は前期比5.3%増の427億円を見込んでおり、コンセンサス(450億円程度)を下回る。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(26246.31、+475.09)
・NYダウは上昇(30530.25、+641.47)
・ナスダック総合指数は上昇(11069.30、+270.95)
・シカゴ日経先物は上昇(26440、大阪比+210)
・1ドル=136.60-70円
・SOX指数は上昇(2649.37、+70.83)
・VIX指数は低下(30.19、-0.84)
・米原油先物は上昇(109.52、+1.53)
・米国景気は拡大
・コロナ流行下の経済活動正常化
・日銀は金融緩和を長期化
・富士電機<6504>EV用SiC半導体を量産、松本で年度内、青森にも新ライン
・三菱重<7011>「787」の主翼廃材を活用、三菱電の家電にCFRP
・兼松<8020>「空飛ぶ車」インフラ参入、離着陸場・充電設備等25年めど開発運営
・ホンダ<7267>中国にEV新工場、700億円投資、年産12万台規模
・出光興産<5019>JDIと多結晶酸化物半導体を開発、高移動度・低オフリーク電流両立
・愛知製鋼<5482>ワイドレンジ型MIセンサー開発、サンプル出荷開始
・ヤマハ発<7272>環境分野の課題解決スタートアップへ出資、米で投資ファンド設立
・安川電<6506>ロボ向け部品など量産開始、中国・常州の新工場
・TDK<6762>ワイヤレス給電向け薄型パターンコイル開発
・富士通<6702>セールスフォース・ジャパンとヘルスケア領域で協業
・NEC<6701>AVEVAと提携、工場DXにデータ活用
・凸版印刷<7911>“メタバース”美術館開発、色・質感を忠実に
・富士フイルム<4901>欧ユニグラフィカを買収、インクジェット事業拡大
・カネカ<4118>CO2と水素で生分解性ポリマー、水素酸化細菌を活用
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(4月27-28日開催分)
<海外>
・07:45 NZ・5月貿易収支(4月:+5.84億NZドル) <ST>
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