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兼松のニュース
9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:テーマ株などの循環物色が中心になりやすい
■ハイレックス、20/10赤字修正 営業損失▲9.52億円←6000万円
■前場の注目材料:日産自<7201>車種絞り込み、「シルフィ」販売終了
■テーマ株などの循環物色が中心になりやすい
9日の日本株市場は底堅い展開が見込まれそうだ。8日の米国市場ではNYダウが104ドル高だった。7-9月期非農業部門労働生産性改定値が予想外に下方修正されたが、その後米食品医薬品局(FDA)が10日の会合を控え、ファイザー開発の新型コロナウイルスワクチンの有効性に良好な見解を示すと早期のワクチン配布への期待が高まったほか、共和党幹部が追加経済対策に関し協議することが報じられると期待感から上昇に転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の26570円。円相場は1ドル104円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形からやや買い先行で始まりそうである。昨日は米国の追加経済対策への期待が後退したことが売り材料視されていたが、協議を続けていることもあり、米国での期待は根強いようである。また、ワクチンについても承認の可能性が高いとして供給期待が高まりやすく、底堅さが意識されよう。足元では先物主導で26300円台を仕掛けてくる動きがみられていたが、26500円辺りを固めてくる流れにより、短期筋の買い戻しも誘いそうである。また、ロールオーバー中心ではあるが、本日辺りがピークになると考えられる。
もっとも、メジャーSQを控えていることから大きなトレンドは出にくいと考えられるため、買い先行後は次第にこう着感が強まりやすいだろう。物色の流れとしてはテーマ株などの循環物色が中心になりやすいと考えられ、政策に絡んだテーマでの短期的な値幅取り狙いの資金が中心。ただし、これまでの上昇によって利益確定の流れも目立ってきており、テーマ株についても物色対象に広がりは期待できず、中核的な銘柄への資金集中といったところであろう。
また、マザーズ銘柄についても直近で売られていた銘柄へのリバウンドがみられているが、来週以降のIPOラッシュを控えていることもあり、キャッシュポジションを高めておきたい流れから、いったん値動きが鈍るようだと、換金売りの流れが強まりやすい需給状況であることは意識しておきたいところであろう。
■ハイレックス、20/10赤字修正 営業損失▲9.52億円←6000万円
ハイレックス<7279>は2020年10月期業績予想の修正を発表。営業損益は6000万円のから9.52億円の赤字に修正した。主として北米・南米の子会社において、コロナによる回復が想定を下回ったほか、在庫の修正に伴う追加コストが発生。さらに原価改善活動の実施効果が未達となったことから、予想を修正している。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(30173.88、+104.09)
・ナスダック総合指数は上昇(12582.77、+62.83)
・シカゴ日経225先物は上昇(26570、大阪比+80)
・1ドル104円10-20銭
・SOX指数は上昇(2816.27、+9.66)
・VIX指数は低下(20.68、-0.62)
・米長期金利は低下
・日銀のETF購入
・米経済対策への期待
・コロナ向けワクチン開発の進展
・日産自<7201>車種絞り込み、「シルフィ」販売終了
・三菱電機<6503>ロボ遠隔操作技術 つかむ力を色で伝達
・トヨタ<7203>日野自・コンビニ3社、FCトラック来春実証、22年実用化
・日本製鉄<5401>名古屋の火災で代替生産を検討
・兼松<8020>スタートアップと協業推進、新事業創出
・伊藤忠<8001>米太陽光発電所向けサービス社買収
・SUBARU<7270>KDDIと提携、国内コネクテッド拡充
・加賀電子<8154>加賀電子など、人数数える蛍光灯照明、室内の混雑可視化
・旭化成<3407>「ナノアクト」、米の抗原検査キットに採用
・三井化学<4183>印で太陽光パネルのBIS認証事業を開始
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 10月機械受注(船舶・電力を除く民需)(前月比予想:+2.5%、9月:-4.4%)
・08:50 11月マネーストックM3(前年比予想:+7.4%、10月:+7.5%)
<海外>
・10:30 中・11月生産者物価指数(前年比予想:-1.8%、10月:-2.1%)
・10:30 中・11月消費者物価指数(前年比予想:0.0%、10月:+0.5%)
<ST>
■株式見通し:テーマ株などの循環物色が中心になりやすい
■ハイレックス、20/10赤字修正 営業損失▲9.52億円←6000万円
■前場の注目材料:日産自<7201>車種絞り込み、「シルフィ」販売終了
■テーマ株などの循環物色が中心になりやすい
9日の日本株市場は底堅い展開が見込まれそうだ。8日の米国市場ではNYダウが104ドル高だった。7-9月期非農業部門労働生産性改定値が予想外に下方修正されたが、その後米食品医薬品局(FDA)が10日の会合を控え、ファイザー開発の新型コロナウイルスワクチンの有効性に良好な見解を示すと早期のワクチン配布への期待が高まったほか、共和党幹部が追加経済対策に関し協議することが報じられると期待感から上昇に転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の26570円。円相場は1ドル104円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形からやや買い先行で始まりそうである。昨日は米国の追加経済対策への期待が後退したことが売り材料視されていたが、協議を続けていることもあり、米国での期待は根強いようである。また、ワクチンについても承認の可能性が高いとして供給期待が高まりやすく、底堅さが意識されよう。足元では先物主導で26300円台を仕掛けてくる動きがみられていたが、26500円辺りを固めてくる流れにより、短期筋の買い戻しも誘いそうである。また、ロールオーバー中心ではあるが、本日辺りがピークになると考えられる。
もっとも、メジャーSQを控えていることから大きなトレンドは出にくいと考えられるため、買い先行後は次第にこう着感が強まりやすいだろう。物色の流れとしてはテーマ株などの循環物色が中心になりやすいと考えられ、政策に絡んだテーマでの短期的な値幅取り狙いの資金が中心。ただし、これまでの上昇によって利益確定の流れも目立ってきており、テーマ株についても物色対象に広がりは期待できず、中核的な銘柄への資金集中といったところであろう。
また、マザーズ銘柄についても直近で売られていた銘柄へのリバウンドがみられているが、来週以降のIPOラッシュを控えていることもあり、キャッシュポジションを高めておきたい流れから、いったん値動きが鈍るようだと、換金売りの流れが強まりやすい需給状況であることは意識しておきたいところであろう。
■ハイレックス、20/10赤字修正 営業損失▲9.52億円←6000万円
ハイレックス<7279>は2020年10月期業績予想の修正を発表。営業損益は6000万円のから9.52億円の赤字に修正した。主として北米・南米の子会社において、コロナによる回復が想定を下回ったほか、在庫の修正に伴う追加コストが発生。さらに原価改善活動の実施効果が未達となったことから、予想を修正している。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(30173.88、+104.09)
・ナスダック総合指数は上昇(12582.77、+62.83)
・シカゴ日経225先物は上昇(26570、大阪比+80)
・1ドル104円10-20銭
・SOX指数は上昇(2816.27、+9.66)
・VIX指数は低下(20.68、-0.62)
・米長期金利は低下
・日銀のETF購入
・米経済対策への期待
・コロナ向けワクチン開発の進展
・日産自<7201>車種絞り込み、「シルフィ」販売終了
・三菱電機<6503>ロボ遠隔操作技術 つかむ力を色で伝達
・トヨタ<7203>日野自・コンビニ3社、FCトラック来春実証、22年実用化
・日本製鉄<5401>名古屋の火災で代替生産を検討
・兼松<8020>スタートアップと協業推進、新事業創出
・伊藤忠<8001>米太陽光発電所向けサービス社買収
・SUBARU<7270>KDDIと提携、国内コネクテッド拡充
・加賀電子<8154>加賀電子など、人数数える蛍光灯照明、室内の混雑可視化
・旭化成<3407>「ナノアクト」、米の抗原検査キットに採用
・三井化学<4183>印で太陽光パネルのBIS認証事業を開始
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 10月機械受注(船舶・電力を除く民需)(前月比予想:+2.5%、9月:-4.4%)
・08:50 11月マネーストックM3(前年比予想:+7.4%、10月:+7.5%)
<海外>
・10:30 中・11月生産者物価指数(前年比予想:-1.8%、10月:-2.1%)
・10:30 中・11月消費者物価指数(前年比予想:0.0%、10月:+0.5%)
<ST>
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