オンワードＨＤが大幅反落、主力ブランド以外苦戦で第１四半期２ケタ営業減益

　オンワードホールディングス<8016.T>が大幅反落している。５日の取引終了後に発表した第１四半期（３～５月）連結決算が、売上高６４８億７８００万円（前年同期比６．６％増）、営業利益２９億４０００万円（同１７．４％減）、純利益１６億２１００万円（同２４．４％減）と２ケタ営業減益となったことが嫌気されている。

　国内アパレル関連事業で、主力ブランド「２３区」や「ポール・スミス」などの販売は好調だったものの、「自由区」や「組曲」などが苦戦した。Ｅコマース収益は堅調だったものの、主力ブランド以外の落ち込みをカバーするには至らなかった。

　なお、２０年２月期通期業績予想は、売上高２５６０億円（前期比６．４％増）、営業利益５５億２０００万円（同２３．７％増）、純利益５５億円（同１１．１％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS