蝶理、今期経常を11％上方修正、未定だった配当は35円減配

　蝶理 <8014> が10月26日後場(13:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比62.6％減の18.2億円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の45億円→50億円(前期は86.8億円)に11.1％上方修正し、減益率が48.2％減→42.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比16.6％減の31.7億円に減る計算になる。

　同時に、従来未定としていた今期の年間配当は28円(前期は63円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比1.7％増の25.2億円となり、売上営業利益率は前年同期の2.8％→4.7％に改善した。

株探ニュース