リヒトラブ、前期経常を一転21％減益に下方修正

　リヒトラブ <7975> [東証Ｓ] が4月4日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年2月期の連結経常利益を従来予想の5億2000万円→4億円(前の期は5億0400万円)に23.1％下方修正し、一転して20.6％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億1500万円→9500万円(前年同期は2億5700万円)に55.8％減額し、減益率が16.3％減→63.0％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2022年２月期通期連結業績につきましては、売上高は新製品の積極的な投入や通販及び海外向け売上の増加等により、前年同期比増収となる見込みではありますが、新型コロナウイルスの収束が予想より遅れた影響から、コロナ禍前の需要に徐々に回復すると見込んでいた前回予想数値を下回る見込みであります。また利益面につきましては、売上高が予想に達しないことに加え、原材料等の仕入れコストの上昇等により、前回予想数値を下回る見込みであります。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成されたものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。