ピジョンはしっかり、国内ベビー・ママ事業堅調で第１四半期業績は１０％営業増益

　ピジョン<7956.T>はしっかり。４日の取引終了後に発表した第１四半期（２～４月）連結決算が、売上高２５７億９８００万円（前年同期比７．６％増）、営業利益５４億４６００万円（同１０．２％増）、純利益３８億５２００万円（同１０．９％増）と２ケタ営業増益となったことが好感されている。

　「ピジョン薬用全身泡ソープ（ももの葉）」の新発売やベビーカー「Ｒｕｎｆｅｅ（ランフィ）ＲＡ８」のリニューアル発売などが寄与し、国内ベビー・ママ事業が順調に売り上げを伸ばしたほか、哺乳器やベビースキン商品の売り上げが拡大した中国事業が好調に推移し売上高を押し上げた。また、グループ内生産拠点から供給している哺乳器や、スキンケア商品が好調だったことで、売上原価率が改善したことも利益を押し上げた。

　なお、１９年１月期通期業績予想は、売上高１０７０億円（前期比４．３％増）、営業利益２０４億円（同５．１％増）、純利益１４１億円（同２．９％減）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS