レック、上期最終を2倍上方修正、通期も増額

　レック <7874> [東証Ｐ] が8月5日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比29.9％増の9.6億円に伸びた。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の5.5億円→11億円(前年同期は15.1億円)に2.0倍上方修正し、減益率が63.7％減→27.3％減に縮小する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の14億円→17億円(前期は22.8億円)に21.4％上方修正し、減益率が38.7％減→25.5％減に縮小する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の9.8％→6.2％に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　　第２四半期連結累計期間につきましては、調達コストは上昇しておりますが全社一丸のコストダウンに努めたこと等に加え、連結子会社の清算結了により為替換算調整勘定取崩益等を特別利益に計上したこと等により、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益は前回発表予想を上回る見込みです。　　通期につきましては、為替市場における円安が更に進むことや原燃料の高騰が見込まれること等から、営業利益及び経常利益は前回発表予想数値を据え置いておりますが、前記した特別利益の計上により親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想を上回る見込みです。（注）上記予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後の様々な要因によって予想と異なる結果となる場合があります。