アールシー、今期経常を赤字縮小に上方修正

　アールシーコア <7837> [ＪＱ] が3月12日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常損益を従来予想の6億9000万円の赤字→5億円の赤字(前期は7400万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2億9800万円の赤字→1億0800万円の赤字(前年同期は3億5800万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　前回発表の業績予想の前提としていたコロナウィルス感染症拡大による営業面への影響については、特に首都圏における集客への影響が大きく、全国の新規来場者数実績が前年比60％程度の水準で推移するなど、厳しい事業環境が続いております。　そのなかで、売上高につきましては、単体の直販部門、販社部門において前回予想時に比べて若干の減収を見込んでいる一方で、連結子会社のＢＥＳＳパートナーズ社グループにおいては、2019年1月以降に他の販社から承継した拠点の経営強化に取組んできた結果、想定した以上に増収となることから、連結ベースでは概ね前回予想通りとなる見通しです。　利益面につきましては、営業損失が240百万円減少するなど、それぞれ大幅に改善される見通しとなりました。その要因は、コロナ禍で人々の行動が制限されるなか、ＷＥＢの最大活用などによる営業効率の改善を図ってきたほか、人件費の圧縮など、連結グループにおける固定費削減に努めたことなどによります。【留意事項】　上記の業績予想は、当社が現在入手している情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因によって、予想数値と異なる可能性があります。