オービスがＳ高カイ気配、４月中間期営業利益２．１倍を好感

　オービス<7827.T>が朝方から買いを集め、ストップ高水準でカイ気配となっている。１１日の取引終了後に第２四半期累計（１１～４月）連結決算を発表しており、売上高４０億４３００万円（前年同期比１６．８％減）、営業利益２億４２００万円（同２．１倍）、純利益１億７１００万円（同１１．２％増）と、従来予想の営業利益１億４６００万円を大きく上回って着地したことが好感されている。木材事業で製品販売価格が予想を上回ったほか、スギ、ヒノキなどの国産材の商材販売量も予想を大きく上回ったことが売上高・利益を押し上げた。
　また、１５年１０月期通期業績予想は、売上高７８億３９００万円（前期比１５．０％減）、営業利益２億８０００万円（同４３．２％減）、純利益２億２２００万円（同８２．１％減）の従来予想を据え置いたが、上期段階では営業利益の進捗率は８６％に達しており、上振れを期待する買いも入っているようだ。

オービスの株価は１４時２３分現在７９９円（△１００円）カイ気配


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）