アトネイチャ、今期経常を84％上方修正

　アートネイチャー <7823> が1月29日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比46.5％減の12.6億円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の8.8億円→16.3億円(前期は30億円)に84.4％上方修正し、減益率が70.4％減→45.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13.2億円→20.7億円(前年同期は0.6億円)に56.8％増額し、増益率が20倍→32倍に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は16.9億円の黒字(前年同期は5.7億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-6.7％→16.0％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　国内における新型コロナウイルス感染症の感染再拡大等の影響を受け、売上高が計画を下回る見込みです。　また、利益面では広告宣伝費をはじめとした販売費の抑制、その他管理費の節減につとめた結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想を上回る見込みです。（注）この資料に記載しております業績予想につきましては、現時点での事業活動に基づいて作成したものであり、実際の業績は様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。