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スリー・ディー・マトリックスのニュース一覧

前週末7日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2024/06/10 05:30

かっこ <4166>  857円 (+150円、+21.2%) ストップ高

 かっこ <4166> [東証G]がストップ高。6日の取引終了後、不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」がイオン <8267> [東証P]グループのイオンネクストが運営するオンラインマーケット「Green Beans(グリーンビーンズ)」に採用されたと発表しており、これを好感した買いが流入した。今回の採用は、クレジットカード不正利用に対するセキュリティー強化を図るのが狙い。かっこによると、国内にローカライズされた独自の不正検知機能により、より安心・安全なECサイトを実現できることや、購入者への利便性はそのままに、高いセキュリティー対策が可能であることなどが評価されたとしている。

ブルーイノベ <5597>  1,040円 (+150円、+16.9%) ストップ高

 ブルーイノベーション <5597> [東証G]がストップ高。日本経済新聞電子版が7日午後0時18分に「ドローンの離着陸設備の管制システムの本格販売をこのほど始めた」と報じており、これが好感された。記事によると、管制システムの名称は「BEPポート」で、 ドローンを格納できる箱のような離着陸設備とともに提供するという。これまでは自治体に機能を限定して提供してきたが、今後は電力会社やゼネコンなど民間企業の需要を取り込むとしており、業績への貢献を期待した買いが入ったようだ。

モビルス <4370>  461円 (+61円、+15.3%) 一時ストップ高

 モビルス <4370> [東証G]が続急騰、一時ストップ高となった。6日の取引終了後、日本電信電話 <9432> [東証P]グループのNTTネクシアが6月に提供を開始する案内代行サービス「ハロータップ」に、モビルスの問い合わせ導線を一元化しガイダンスとフローをビジュアル化する「Visual IVR」などを提供したと発表しており、好材料視された。今回モビルスが提供したのは、「Visual IVR」のほか、有人チャットツールの「MOBI AGENT」、チャットボットツールの「MOBI BOT」。NTTネクシアでは、文化・スポーツ施設やイベントの企画運営者などが抱える「案内」に関する課題に対して、デジタルツールを活用して「人×デジタル」の組み合わせにより解決する案内代行サービスとして「ハロータップ」をスタートさせる予定で、モビルスはこれらのツールを提供することで「人×デジタル」の活用を促進させ、顧客体験向上に貢献するとしている。

ダイブ <151A>  3,035円 (+174円、+6.1%)

 ダイブ <151A> [東証G]が急反発。7日の午前中、ネパールのホテル・観光マネジメント専門大学シルバー・マウンテン・スクール・オブ・ホテル・マネージメント(SMSH)及びネパールの人材送り出し機関ブルー・スカイ・インターナショナルとの3社間で、特定技能「宿泊」分野における日本語教育と日本での就労に向けた協力覚書を締結したと発表しており、好材料視された。ダイブでは、今回の取り組みを通じて観光業に関する高い知識とスキルを持った外国人人材を特定技能ビザで日本の旅館・ホテルへ紹介。日本の観光業での就業を希望する外国人人材への雇用機会を創出し、日本の観光業における人手不足解消の一助となることを目指すという。また、SMSHでは英語で授業を行っており、学生たちは英語話者でもあるため、日本の観光施設におけるインバウンド対応の即戦力としても期待されている。

アインHD <9627>  5,953円 (+334円、+5.9%)

 アインホールディングス <9627> [東証P]が3日ぶり急反発。6日の取引終了後、24年4月期の連結決算発表にあわせ、25年4月期の業績・配当予想を開示した。今期の最終利益予想は前期比19.5%減の91億8000万円と減益を計画するものの、前期の配当を従来の予想から20円増額したうえで、今期の年間配当予想は前期と同じ80円とした。加えて、前期の売上高と各利益は計画を上振れして着地しており、ショートカバーを誘発する形となったようだ。25年4月期はシステム投資や人件費負担などが利益を圧迫する見込み。24年4月期の売上高が前の期比11.5%増の3998億2400万円、最終利益は同23.5%増の114億100万円だった。

日本アビオ <6946>  8,580円 (+470円、+5.8%)

 日本アビオニクス <6946> [東証S]が5日ぶり急反発。7日午前10時過ぎに関東財務局に提出された大量保有報告書で、国内最大クラスの資産運用会社であるアセットマネジメントOne(東京都千代田区)の保有割合が5.16%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は投資信託または投資一任契約に基づき投資権限を有するものとあり、報告義務発生日は5月31日となっている。

3DM <7777>  152円 (+8円、+5.6%)

 スリー・ディー・マトリックス <7777> [東証G]が続急伸。6日取引終了後、24年4月期連結業績予想について売上高を40億9800万円から45億8800万円(前の期比98.3%増)へ、最終損益を10億1900万円の赤字から2億5500万円の赤字(前の期24億4500万円の赤字)へ上方修正すると発表した。製品販売が計画を上回ったほか、円安効果や米国事業の成長加速が寄与した。

インテM <7072>  1,108円 (+57円、+5.4%)

 インティメート・マージャー <7072> [東証G]が急反発。7日午前11時30分ごろ、同社のサードパーティー・クッキーを利用せずに異なるドメイン間でサードパーティー・データを連携する共通IDソリューション「IM Universal Identifier」(IM-UID)」をSMN <6185> [東証S]の広告プラットフォーム「TVBridge Ads」へ技術提供し連携を開始したと発表しており、好材料視された。今回の連携により、「TVBridge Ads」を用いたiOSデバイスのWebブラウザ面へ広告配信が可能となる。SMNが「IM-UID」を活用した広告配信のテストを行った結果、iOSデバイスのWebブラウザ面へ広告配信が可能となったことで、プロモーション全体のターゲティングボリュームが約1.7倍まで拡大したという。

テクマト <3762>  1,947円 (+95円、+5.1%)

 テクマトリックス <3762> [東証P]が続急伸。6日の取引終了後、スクール・コミュニケーション・プラットフォームs+校務支援システム「ツムギノ」が、立命館附属5校の校務支援システムとして正式採用されたと発表しており、好感された。「ツムギノ」は、校務支援機能とコミュニケーション機能が一体化されたクラウドサービスで、児童・生徒に関わるさまざまな情報を一つのプラットフォームで管理できるのが特徴。テクマトでは、25年4月の本番稼働に向けて、共同プロジェクトチームを発足しツムギノ導入を推進するとしている。

セルシス <3663>  851円 (+41円、+5.1%)

 セルシス <3663> [東証S]が3日ぶり急反発。7日午前11時30分ごろ、24年12月期の配当予想を従来の中間・期末各10円の年20円から、中間12円・期末10円の年22円(前期12円)に増額修正したことが好感された。

レーザーテク <6920>  36,200円 (+1,680円、+4.9%)

 レーザーテック <6920> [東証P]が9日ぶり大幅反発。5日に空売り投資家で知られるスコーピオン・キャピタルがレーザーテクに関するレポートを公開したことを受け、レーザーテクは同日の取引終了後のコメントの公表に続き、6日の取引終了後にも補足説明の開示を行った。直近の受注動向を示し、製品需要は旺盛な状況にあるとしたうえで、棚卸資産を巡る会計処理プロセスに関する指摘も行った。補足説明の公表が買い戻しを誘う格好となったようだ。同社のアクティニック EUVパターンマスク欠陥検査装置「ACTISシリーズ」に関し、同社は24年6月期第3四半期(1-3月)までのACTISシリーズの累計売上高は765億6100万円と、23年6月期通期の売上高404億3500万円をすでに大きく上回り、更に受注高は684億600万円と同じく前期の通期受注額553億7500万円を超過していると言及。また、完成品を意図的に計上しないといった不正会計への疑義がファンド側から示されたことについては、レーザーテクの販売は検収基準で行っており、一般的な会計基準から、検収前までは製品ではなく仕掛品と認識していると指摘した。そのうえで、仕掛品在庫の販価下落などの影響は、実地棚卸や長期滞留在庫調査といった作業を通じ、適正に在庫評価に反映していると反論した。

ドリコム <3793>  731円 (+30円、+4.3%)

 ドリコム <3793> [東証G]が大幅続伸。同社は6日、「Wizardry(ウィザードリィ)」シリーズ最新作のスマートフォン向け3DダンジョンRPG「Wizardry Variants Daphne(ウィザードリィ ヴァリアンツ ダフネ)」の正式リリースが10月に決まったと発表。また、リリース時期の決定に伴い、昨年実施したクローズドβテストから現在の開発状況、正式リリースまでの開発ロードマップを公開。リリースに向けた今後の予定や、最新情報については公式サイトや公式SNSアカウントから発信するとしている。

テックファム <3625>  572円 (+21円、+3.8%)

 テックファームホールディングス <3625> [東証G]が3日ぶり大幅反発。7日、クロスボーダー流通プラットフォーム事業を手掛けるWeAgri(ウィアグリ)が京都銀行と連携し、京都府内の食品メーカー15社のシンガポールを起点とした東南アジアでの事業展開を支援すると発表した。WeAgriが持つ海外販路開拓プラットフォームを活用し、現地でのマーケティング活動も含め、輸出から販路開拓まで幅広いサポートを行うという。これが手掛かりとなったようだ。

Jフロント <3086>  1,639.5円 (+56円、+3.5%)

 J.フロント リテイリング <3086> [東証P]が大幅続伸。SMBC日興証券が6日付で投資評価を「2」から「1」へ、目標株価を1800円から1900円へ引き上げたことが材料視された。同証券によると、慎重計画発表で株価が低下し他社比出遅れ中と指摘。免税売り上げ好調で第1四半期は好発進という。免税売り上げの地方店での拡大が加速するとみており、2025年の大阪・関西万博の恩恵にも注目としている。

住友電 <5802>  2,578円 (+64.5円、+2.6%)

 住友電気工業 <5802> [東証P]が続伸。同社は6日、ドイツ送電事業者のアンプリオンから大型直流XLPEケーブルプロジェクト「Korridor B V49」を受注したほか、アンプリオンの連系線プロジェクト「Rhein Main Link(ライン マイン リンク)」の一部のケーブル供給について優先交渉契約を締結したと発表。この契約に伴い、同国内に製造拠点を確保するため、ドイツ陸上ケーブルメーカーのズートカーベルの株式90%を取得し、10月1日に子会社にする予定。「Korridor B V49」と「Rhein Main Link」(一部)の受注総額は30億ユーロ(約5000億円)を超える大型プロジェクトであり、ともにケーブルはズートカーベルの工場で製造するとしている。

セガサミー <6460>  2,330円 (+58円、+2.6%)

 セガサミーホールディングス <6460> [東証P]が反発。7日、人気モバイルゲーム「アングリーバード」の長編アニメーション映画シリーズ第3作となる「The Angry Birds Movie 3 (原題)」の制作を開始すると発表。今後の収益貢献を期待した買いが株価を押し上げたようだ。アングリーバードは全世界において2022年時点で50億ダウンロードを超えるヒットとなったゲーム。映画は過去2作品で全世界興行収入が5億ドルを突破した。

コーナン <7516>  4,210円 (+75円、+1.8%)

 コーナン商事 <7516> [東証P]が反発。6日に発表した5月度の月次売上動向で、既存店売上高が前年同月比1.3%増と5ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。前年より休日は少ない影響があったものの、600店舗達成記念セールの影響もあり、日用消耗品や園芸用品などが売り上げを牽引。また、冷感ウェアや冷房器具などの季節用品、殺虫剤、除草剤、刈払機なども好調に推移した。なお、全店売上高は同10.6%増だった。

マクドナルド <2702>  6,430円 (+100円、+1.6%)

 日本マクドナルドホールディングス <2702> [東証S]が3日ぶり反発。6日の取引終了後、5月度の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比4.9%増となった。伸び率は4月の6.3%から鈍化したものの、増収基調は維持した。株価は今年1月以来の水準まで調整していたこともあって、業況の安定感を意識した押し目買いが入ったようだ。既存店の客数は同2.3%増、客単価は同2.5%増となり、全店売上高は同6.2%増となった。

インソース <6200>  924円 (+11円、+1.2%)

 インソース <6200> [東証P]が5日ぶり反発。7日の午前中、DX教育事業を行う子会社インソースデジタルアカデミーが、ユアサ商事 <8074> [東証P]が実施する「デジタル人材育成研修」のパートナーに選定されたと発表しており、好材料視された。ユアサ商が目指すデータ装備型商社への変革や、新たなビジネスモデル創出を実現するための「IT人材」「DX人材」「アナリスト人材」の育成を支援するとしている。

コメ兵HD <2780>  4,415円 (+50円、+1.2%)

 コメ兵ホールディングス <2780> [東証S]が続伸。7日午前11時ごろに発表した5月度の月次売上高が前年同月比27.5%増となり、14ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。買い取り専門店を2店舗出店したことが寄与した。

※7日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探
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