キヤノン電子が５連騰で年初来高値、第１四半期営業益５９％増で通期計画進捗率４７％

　キヤノン電子<7739.T>が５連騰となり、年初来高値を更新した。同社は２５日取引終了後に、１７年１２月期第１四半期（１～３月）の連結決算を発表。営業利益は３０億３３００万円（前年同期比５９．３％増）となり、通期計画６５億円に対する進捗率は４６．７％に達した。

　売上高は２０７億１４００万円（同４．６％増）で着地。デジタルカメラ用シャッターユニットやドキュメントスキャナー、ハンディターミナル、セキュリティーソフトなどの拡販活動を展開したほか、コストダウン活動や生産性向上活動を推し進めたことが功を奏した。

　また、きょう付けの日本経済新聞で「キヤノン電子は２５日、同社初の小型衛星を打ち上げると明らかにした」と報じられたことも材料視されているようだ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）