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ニコンのニュース
9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:テクニカルシグナルは悪化傾向に
■7&iHD、1Q営業利益8.6%増 775億円、コンセンサス下回る
■前場の注目材料:昭和電工、投資ファンドに鉛蓄電池売却、資産スリム化
■テクニカルシグナルは悪化傾向に
9日の日本株市場は波乱含みの展開になりそうだ。8日の米国市場ではNYダウが259ドル安だった。東京で4回目の緊急事態宣言が発動され、五輪5者協議で都内の会場すべて「無観客」が決定されたとの報道をきっかけに新型コロナウイルス変異株流行が世界経済の回復を妨げるとの懸念が強まった。また、新規失業保険申請件数も予想外に増加したため、景気回復に懐疑的見方が広がり終日軟調に推移。シカゴ日経225先物清算値は大阪比405円安の27745円。円相場は1ドル109円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形からギャップスタートとなり、6月21日につけた直近安値を割り込んでくることになりそうだ。チャート形状としては5月安値が意識されてくることになるためインデックス売りのほか、持ち高調整の動きも強まる可能性がある。また、ギャップスタート後に下げ渋る動きも意識されてくる可能性があるものの、ETFに絡んだ分配金支払いのための売り需要が警戒されやすいことから、押し目買いの動きは限られることになりそうだ。また、週足の一目均衡表では雲を上回って推移しているものの、転換線、基準線を下回っているほか、遅行スパンは実線を上から下に突き抜けつつあり、下方シグナル発生が意識されてきた。雲上限を支持線として機能するかを見極めるトレンドにも向かいやすく、見送り姿勢につながろう。
ETFに絡んだ売り需要については、昨日は日経225型の決算に伴う売りが多かったが、本日はTOPIX型の比率が大きい。NT倍率は足元で低下傾向を続けていることもあり、いったんはNT修正の動きは意識されやすい面はある。全面安に近い状況になりそうではあるものの、ハイテク株などへの売り一巡後の押し目を探りたいところではある。中小型株についてはマザーズ指数が支持線として期待されていた25日、75日線を割り込んできており、指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄などへは換金売り圧力が警戒されそうだ。そのため、直近IPO銘柄など、需給悪化の影響が限られている銘柄のほか、テーマ性のある低位材料株などへは短期的な値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。
■7&iHD、1Q営業利益8.6%増 775億円、コンセンサス下回る
7&iHD<3382>は2022年2月期第1四半期決算を発表。営業収益は前年同期比11.8%増の1兆5553.71億円、営業利益は同8.6%増の775.12億円だった。コンセンサス(820億円程度)を下回る。部門別営業収益は、国内コンビニ、海外コンビニ、百貨店事業等、前年同期に新型コロナによる外出自粛で落ち込んだ事業が回復。
■前場の注目材料
・米原油先物は上昇(72.94、+0.74)
・米長期金利は低下
・海外コロナワクチン接種の進展
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・昭和電工<4004>投資ファンドに鉛蓄電池売却、資産スリム化
・JDI<6740>台湾EMSに液晶後工程工場を80億円で売却
・東芝<6502>不正会計の損害賠償訴訟和解、8億円支払い
・ニコン<7731>一般向けデジタル天体望遠鏡、仏社と共同開発
・東海カーボン<5301>仏・新興電池メーカー開発プロに参画
・三井住友<8316>電通と広告・マーケ新会社を設立
・伊藤忠<8001>アンモニアのバリューチェーン、日露間事業化調査
・トヨタ<7203>アフリカ戦略加速、スズキのOEM車種拡充
・日立建機<6305>土浦工場に電波暗室、国内最大級
・NTT<9432>JTOWERに通信鉄塔71基売却、7億円で
・富士フイルム<4901>海外比率70%、バイオ医薬CDMO拡大
・武田薬<4502>短腸症候群薬の承認取得
・中外製薬<4519>エンスプリングを欧で承認取得
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 6月マネーストックM3(前年比予想:+5.2%、5月:+6.9%)
<海外>
・10:30 中・6月消費者物価指数(前年比予想:+1.2%、5月:+1.3%)
・10:30 中・6月生産者物価指数(前年比予想:+8.8%、5月:+9.0%) <ST>
■株式見通し:テクニカルシグナルは悪化傾向に
■7&iHD、1Q営業利益8.6%増 775億円、コンセンサス下回る
■前場の注目材料:昭和電工、投資ファンドに鉛蓄電池売却、資産スリム化
■テクニカルシグナルは悪化傾向に
9日の日本株市場は波乱含みの展開になりそうだ。8日の米国市場ではNYダウが259ドル安だった。東京で4回目の緊急事態宣言が発動され、五輪5者協議で都内の会場すべて「無観客」が決定されたとの報道をきっかけに新型コロナウイルス変異株流行が世界経済の回復を妨げるとの懸念が強まった。また、新規失業保険申請件数も予想外に増加したため、景気回復に懐疑的見方が広がり終日軟調に推移。シカゴ日経225先物清算値は大阪比405円安の27745円。円相場は1ドル109円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形からギャップスタートとなり、6月21日につけた直近安値を割り込んでくることになりそうだ。チャート形状としては5月安値が意識されてくることになるためインデックス売りのほか、持ち高調整の動きも強まる可能性がある。また、ギャップスタート後に下げ渋る動きも意識されてくる可能性があるものの、ETFに絡んだ分配金支払いのための売り需要が警戒されやすいことから、押し目買いの動きは限られることになりそうだ。また、週足の一目均衡表では雲を上回って推移しているものの、転換線、基準線を下回っているほか、遅行スパンは実線を上から下に突き抜けつつあり、下方シグナル発生が意識されてきた。雲上限を支持線として機能するかを見極めるトレンドにも向かいやすく、見送り姿勢につながろう。
ETFに絡んだ売り需要については、昨日は日経225型の決算に伴う売りが多かったが、本日はTOPIX型の比率が大きい。NT倍率は足元で低下傾向を続けていることもあり、いったんはNT修正の動きは意識されやすい面はある。全面安に近い状況になりそうではあるものの、ハイテク株などへの売り一巡後の押し目を探りたいところではある。中小型株についてはマザーズ指数が支持線として期待されていた25日、75日線を割り込んできており、指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄などへは換金売り圧力が警戒されそうだ。そのため、直近IPO銘柄など、需給悪化の影響が限られている銘柄のほか、テーマ性のある低位材料株などへは短期的な値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。
■7&iHD、1Q営業利益8.6%増 775億円、コンセンサス下回る
7&iHD<3382>は2022年2月期第1四半期決算を発表。営業収益は前年同期比11.8%増の1兆5553.71億円、営業利益は同8.6%増の775.12億円だった。コンセンサス(820億円程度)を下回る。部門別営業収益は、国内コンビニ、海外コンビニ、百貨店事業等、前年同期に新型コロナによる外出自粛で落ち込んだ事業が回復。
■前場の注目材料
・米原油先物は上昇(72.94、+0.74)
・米長期金利は低下
・海外コロナワクチン接種の進展
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・昭和電工<4004>投資ファンドに鉛蓄電池売却、資産スリム化
・JDI<6740>台湾EMSに液晶後工程工場を80億円で売却
・東芝<6502>不正会計の損害賠償訴訟和解、8億円支払い
・ニコン<7731>一般向けデジタル天体望遠鏡、仏社と共同開発
・東海カーボン<5301>仏・新興電池メーカー開発プロに参画
・三井住友<8316>電通と広告・マーケ新会社を設立
・伊藤忠<8001>アンモニアのバリューチェーン、日露間事業化調査
・トヨタ<7203>アフリカ戦略加速、スズキのOEM車種拡充
・日立建機<6305>土浦工場に電波暗室、国内最大級
・NTT<9432>JTOWERに通信鉄塔71基売却、7億円で
・富士フイルム<4901>海外比率70%、バイオ医薬CDMO拡大
・武田薬<4502>短腸症候群薬の承認取得
・中外製薬<4519>エンスプリングを欧で承認取得
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 6月マネーストックM3(前年比予想:+5.2%、5月:+6.9%)
<海外>
・10:30 中・6月消費者物価指数(前年比予想:+1.2%、5月:+1.3%)
・10:30 中・6月生産者物価指数(前年比予想:+8.8%、5月:+9.0%) <ST>
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