1,517円
助川電気工業のニュース
■テクノ菱和 <1965> 1,914円 (+374円、+24.3%) ストップ高
テクノ菱和 <1965> [東証S]がストップ高。27日午後2時ごろ、25年3月期連結業績予想について、売上高を745億円から830億円(前期比12.6%増)へ、営業利益を51億円から72億円(同24.3%増)へ、純利益を37億円から52億5000万円(同16.5%増)へ上方修正し、あわせて中間・期末各26円の年52円としていた配当予想を中間・期末各50円の年100円(前期48円)へ引き上げたことが好感された。手持ち工事の進捗が見込まれることに加えて、メンテナンス工事の需要が旺盛なことが売上高・利益を押し上げるとしている。
■ライスカレー <195A> 1,040円 (+150円、+16.9%) ストップ高
ライスカレー <195A> [東証G]がストップ高。26日の取引終了後、キッズやティーンズ向けに財布やポーチ、バッグなどのオリジナル企画商品の製造販売卸を行う松村商店(東京都墨田区)の全株式を10月1日付で取得し子会社化すると発表しており、好材料視された。松村商店はOEM(相手先ブランド製造)・ODM(相手先ブランド設計・製造)メーカーとしての地位を確立していることから、今回の買収によりライスカレーはOEM・ODM領域への参入を本格的に加速することができ、企画・生産・販売促進まで一気通貫で行うコミュニティデータプラットフォーマーとしての体制構築を進めることができると判断したという。取得価額は9億5000万円。なお、25年3月期業績への影響は精査中としている。
■助川電気 <7711> 2,260円 (+277円、+14.0%) 一時ストップ高
助川電気工業 <7711> [東証S]が10日続急騰、一時ストップ高となった。上げ足も加速させ、1992年以来約32年ぶりの高値圏にまい進した。10営業日合算で実に55%も株価水準を切り上げている。熱制御技術に強い研究開発型メーカーで、原子力関連機器で高実績を誇るほか、次世代原子炉の研究機関向け核融合関連製品でも旺盛な需要を捉えている。きょう行われる自民党総裁選で有力候補と目されている高市経済安全保障相は、原子力(革新炉)分野の理解が深く、核融合分野への国策支援に積極的な政策姿勢をみせている。助川電気はその関連有力株としてマーケットの熱い視線を浴びた。
■AIメカ <6227> 3,020円 (+279円、+10.2%)
AIメカテック <6227> [東証S]が急反騰。26日取引終了後、取得上限9万株(自己株式を除く発行済み株数の1.47%)、または2億5000万円とする自社株買いの実施を発表した。期間は10月1日から同月21日まで。
■FFRI <3692> 2,899円 (+256円、+9.7%)
FFRIセキュリティ <3692> [東証G]が続急伸。9月に入ってから急速に上値追い態勢に入っており、直近は2600~2700円近辺で踊り場を形成していたが、27日は満を持して水準を切り上げ約2ヵ月ぶりに年初来高値を更新した。同社はサイバーセキュリティー専業の研究開発型企業で、標的型攻撃に特化したソフト開発で強みを持ち、自社開発の純国産エンドポイントセキュリティーソフト「ヤライ」で高実績をあげている。また、専門性の高い人材を擁し、世界トップレベルのセキュリティーエンジニアも複数在籍している。
■ブシロード <7803> 377円 (+24円、+6.8%)
ブシロード <7803> [東証G]が続急伸。26日取引終了後に自社株買いを実施すると発表した。取得上限は250万株(自己株式を除く発行済み株数の3.56%)、または10億円。期間は10月1日から来年2月28日まで。
■Mipox <5381> 745円 (+43円、+6.1%)
Mipox <5381> [東証S]が急反発。同社は26日の取引終了後、ハンガー塗装剥離レーザー設備が2023年度補正予算の「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金」において、補助金対象の先進設備・システムとして採択されたと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。工業用金属部品の塗装工程で使用される治具の塗装剥離工程で使用される設備で、動力源についてガスから電気への転換を促し、エネルギー使用量の大幅な削減を可能にする。資源エネルギー庁が設立した委員会の審査項目に基づき、環境共創イニシアチブ(SII)によって高性能な設備として認定された。設備を導入する顧客は一部の補助を受けることができるとしている。
■日野自 <7205> 490.5円 (+25.5円、+5.5%)
日野自動車 <7205> [東証P]が10日続急伸。26日の取引終了後、カナダにおける訴訟について、原告団側と和解すると発表しており、好材料視された。同件は、過去の不正行為などで損害を被ったなどとして、暫定的な集団訴訟として提起されていたもので、和解に伴い和解金約60億円を25年3月期第2四半期に特別損失として計上するという。なお、業績への影響は精査中としている。
■ファナック <6954> 4,441円 (+215円、+5.1%)
ファナック <6954> [東証P]が3日続急伸。そのほか、安川電機 <6506> [東証P]が大幅高、オムロン <6645> [東証P]が急伸するなど、中国景気の動向の影響を受けやすい機械株への資金流入が続いた。中国では追加の金融緩和や不動産市場の支援策など景気刺激策の発表が相次いでいる。国営新華社通信によると、26日には中国共産党の中央政治局会議が開かれ、預金準備率の引き下げや、超長期特別国債の発行と有効活用など、政策的な対応の必要性を訴えた。同会議は習近平(シー・ジンピン)総書記(国家主席)が主宰する。機械株に対しては、今回の中国政府のバズーカ的な政策対応による景気浮揚と需要環境の改善を期待した買いが入ったようだ。
■ペイクラウド <4015> 663円 (+31円、+4.9%)
ペイクラウドホールディングス <4015> [東証G]が大幅続伸。26日の取引終了後、8月の月次業績報告を発表した。月次経常収益(MRR)が堅調な伸びを示しており、評価されたようだ。MRRは前年同月比22%増となり、キャッシュレスサービスに限ると25%増となった。累計ID数は2億700万(前月比約173万増加)、累計店舗数は12万4511店舗(同487店舗増加)、累計デジタルサイネージ設置面数は5万7850面(同850面増加)となった。8月の取扱高は1209億円だった。
■タングス <6998> 1,310円 (+59円、+4.7%)
日本タングステン <6998> [東証S]が大幅反発。26日の取引終了後、第2四半期累計(4-9月)連結業績予想について、売上高を59億円から63億円(前年同期比11.1%増)へ、営業利益を1億8000万円から4億円(同38.4%増)へ、純利益を2億1000万円から3億5000万円(同3.0%減)へ上方修正し、減益予想から一転して営業増益予想としたことが好感された。データセンターなどで使用される大容量HDD向けハードディスクドライブ(HDD)用磁気ヘッド基板が回復傾向で推移していることに加えて、おむつなどの衛生用品製造設備の部品であるNTダイカッターが好調に推移していることが売上高・利益を押し上げるとしている。
■アドテスト <6857> 7,209円 (+309円、+4.5%)
アドバンテスト <6857> [東証P]が大幅高で7日続伸。前日26日の米国株市場ではNYダウ、 ナスダック総合株価指数が揃って上昇、機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数は最高値を更新したが、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3.5%高の大幅上昇をみせ、半導体セクターへの買い意欲の強さを映した。東京市場でもここにきて売買代金上位を占める半導体製造装置大手が戻り足を強めているが、そのなかアドテストは最高値更新に最も近い銘柄としてマーケットの視線を集めた。
■シャープ <6753> 963.7円 (+35.7円、+3.9%)
シャープ <6753> [東証P]が大幅続伸。26日の取引終了後、投資有価証券の一部を売却したのに伴い、25年3月期上期に投資有価証券売却益282億5400万円を特別利益として計上すると発表しており、好材料視された。なお、うち101億4700万円については第1四半期決算に計上しているという。
■ヘッドウォ <4011> 10,450円 (+370円、+3.7%)
ヘッドウォータース <4011> [東証G]が大幅続伸。26日取引終了後、英半導体設計大手アーム・ホールディングス
■アステリア <3853> 565円 (+19円、+3.5%)
アステリア <3853> [東証P]が大幅続伸。26日の取引終了後、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート <3850> [東証S]とアライアンスパートナー契約を締結したと発表しており、好材料視された。アステリアのデータ連携ツール「ASTERIA Warp」とイントラマトのエンタープライズ・ローコードプラットフォーム「intra-mart」の連携により、企業内に存在する各種システムやデータを統合し、シームレスなシステム構築による業務プロセス全体の自動化などのDX推進と開発コストの削減を支援するのが狙い。今後両社は、セミナーやイベント出展などの共同プロモーション、共通パートナーへの積極的な支援などを行い、連携ソリューションの新規販路を開拓するとしている。
■駅探 <3646> 397円 (+13円、+3.4%)
駅探 <3646> [東証G]が大幅高で3日続伸。26日取引終了後、ITソリューション事業を手掛ける音生(名古屋市中村区)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。地方自治体や地域事業者、来訪型店舗に対するソリューション展開に関して、音生が保有するSNSキャンペーンツール「Atatter」がソリューション強化につながるものと判断した。株式譲渡実行日は10月4日を予定している。
■東邦銀 <8346> 261円 (+8円、+3.2%)
東邦銀行 <8346> [東証P]が大幅続伸。同社は26日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想の上方修正を発表した。今期の経常収益予想は41億円増額して659億円(前期比11.7%増)、最終利益予想は17億円増額して64億円(同21.9%増)に見直した。年間配当予想は1円増額して8円(前期比1円増配)としており、ポジティブ視されたようだ。資金利益が想定を上回る見込みとなったほか、与信関係費用が想定を下回る見通しとなり、業績予想に反映した。
■レイ <4317> 440円 (+12円、+2.8%)
レイ <4317> [東証S]が続伸。26日の取引終了後、6月25日に発表した自社株買いの取得枠を拡大すると発表しており、好材料視された。従来は上限を50万株(発行済み株数の3.50%)、または2億5000万円としていたが、上限を80万株(同5.60%)、または4億円に増額した。なお、取得期間は来年2月28日までとしている。
■弁護士COM <6027> 3,185円 (+85円、+2.7%)
弁護士ドットコム <6027> [東証G]が続伸。26日取引終了後、CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)「プロフェッショナルテック・キャピタル」が、労務領域のDXを支援するFlucle(フラクル、大阪市中央区)へ出資したと発表した。将来のデータ連携などを視野に入れているという。この発表を材料視する向きもあるようだ。
■物語コーポ <3097> 3,890円 (+95円、+2.5%)
物語コーポレーション <3097> [東証P]が4日続伸。SMBC日興証券が26日、物語コーポに関し、投資評価は最上位の「1」、目標株価は5700円でカバレッジを開始した。「焼肉きんぐ」や「丸源ラーメン」などで強いブランドを持つとしたうえで、出店による成長力の高さを評価。今年に入ってからの株価の調整により、同業他社との比較で割安感があるとの見方を示す。同証券は物語コーポの26年6月期の営業利益が107億円になると予想している。
■UNBANK <8746> 338円 (+8円、+2.4%)
UNBANKED <8746> [東証S]が5日ぶり反発。27日正午ごろ、経営コンサルティング業や貸金業、不動産関連事業などを手掛けるクラウドバンク・キャピタル(東京都渋谷区、以下「CBC」)の発行済株式数の50%を取得し、子会社化すると発表しており、好材料視された。経営コンサルティングや債権回収のノウハウを持つCBC社を子会社化することで、ノンバンク事業の更なる成長を図るのが狙い。取得価額は約1億3970万円。なお、業績への影響は精査中としている。
■サイフューズ <4892> 617円 (+14円、+2.3%)
サイフューズ <4892> [東証G]が3日続伸。27日午前11時ごろ、日本精工 <6471> [東証P]と共同で、再生・細胞医療や創薬、ヘルスケアなどの次世代成長分野における新たな細胞製品の実用化・商業化に向けた新技術開発に成功したと発表した。この新技術はサイフューズ独自のバイオ3Dプリンティングの基盤技術に、日精工が精密機器の開発で培ってきた精密位置決め技術を特徴とするメカトロ技術を活用し、サイフューズのバイオ3Dプリンターに搭載している研究開発用の技術を3D細胞製品の商業生産技術へ応用・発展させるものという。
※27日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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