スギＨＤが大幅反落、薬価引き下げの影響きつく１７年２月期業績予想を下方修正

　スギホールディングス<7649.T>が大幅反落している。前週末６日の取引終了後、１７年２月期の連結業績予想について、売上高を４４５０億円から４３００億円（前期比３．６％増）へ、営業利益を２４０億円から２２０億円（同４．８％減）へ、純利益を１５７億円から１３８億５０００万円（同５．２％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　診療報酬改定に伴う薬価引き下げや、前期に好調だったＣ型肝炎治療薬販売の大幅な減少、インバウンド関連商品の販売鈍化などの影響が想定を上回っていることが要因としている。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１６年３～１１月）決算は、売上高３２２６億６４００万円（前年同期比４．３％増）、営業利益１６６億５６００万円（同１０．１％減）、純利益１０８億４００万円（同７．４％減）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）