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<4503> アステラス薬 1446 -125大幅続落。無形資産の減損損失計上による業績予想の下方修正を発表している。遺伝子治療プログラムAT808に関する無形資産の減損損失約400億円、腎性貧血治療薬エベレンゾTMに関する無形資産の減損損失約160億円をその他の費用として計上。コアベースの業績予想に変更はないものの、フルベースの営業利益は830億円から130億円に下方修正している。大幅な減損計上をマイナス視する動きが先行へ。
<6532> ベイカレント 3453 +500ストップ高比例配分。先週末に24年2月期決算を発表、営業利益は342億円で前期比14.4%増となり、年間配当金は従来計画3円増配の43円としている。25年2月期は営業利益が411億円で同20.1%増の見通し、年間配当金は50円を計画。また、120万株、36億円を上限とする自社株買いの実施も発表。新たな中期計画として、29年2月期売上高2500億円(24年2月期939億円)を目指すともしている。
<8233> 高島屋 2354.5 -168大幅反落。先週末に24年2月期決算を発表、営業利益は459億円で前期比41.3%増となり、従来計画450億円をやや上回った。年間配当金も34円から37円に引き上げ。25年2月期見通しは、営業利益が500億円で同8.8%増、年間配当金は分割落ち後で前期比1.5円増の20円を計画。新中計も発表し、27年2月期営業利益は575億円目標。ただ、今期以降は増益率鈍化見通しで、出尽くし感が先行した。
<3048> ビックカメラ 1644 +206大幅続伸。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は98億円で前年同期比32.1%増となり、通期予想は従来の158億円から195億円、前期比37.2%増に上方修正している。市場コンセンサスは185億円程度であり、想定以上の上方修正となる形に。配当性向目標40%から、年間配当金も18円から21円に増額。免税売上の好調持続など、主にビックカメラ単体の収益が想定以上となるようだ。
<7599> IDOM 1383 +300ストップ高。先週末に24年2月期の決算を発表、営業利益は161億円で前期比13.7%
減となり、会社予想170億円は下回ったものの、市場予想は10億円程度上振れる着地に。また、25年2月期は203億円で同26.0%増の見通し。180億円程度の市場コンセンサスを大幅に上回る水準であり、ポジティブなインパクトが先行している。積極出店による売上増加などを見込んでいるようだ。
<2168> パソナ 2200 -500ストップ安比例配分。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業益は46.7億円で前年同期比56.2%減となり、上半期の同40.9%減から減益率が一段と拡大。据え置きの通期予想100億円には下振れ懸念も。ベネワン株売却に伴い、28年5月期まで特別配当60円を実施と発表。つれて、24年5月期年間配当金は従来計画35円から75円に増配も、約1120億円の売却益計上の割には、特別配当の水準は低いとも。
<3046> JINSHD 3480 -700ストップ安。先週末に上半期決算を発表、営業益は25.6億円で前年同期比69.9%増となり、従来予想の18.4億円を上振れた。一方、通期予想は55億円で前期比13.5%
増を据え置き、実質下半期は下方修正の形になった。下期は、中国景気停滞の影響で海外アイウエア事業が当初想定を大きく下回る見通しとしているほか、店舗従業員の待遇改善による人件費増加を見込み、業績上振れ期待などは大きく後退する形に。
<3915> テラスカイ 1670 +300ストップ高比例配分。先週末に24年2月期決算を発表、営業利益は5.2億円で前期比2.1%増となり、従来計画の4.7億円を上振れ。第3四半期累計では前年同期比39.4%
減の水準だった。また、25年2月期は9.1億円で同73.3%増と大幅増益予想。加えて、NTTデータとの資本業務提携を発表、割り当てる新株予約権の行使も前提として含めると、同社発行済み株式数の20.15%を占める第2位株主となる。
<6047> Gunosy 796 +100ストップ高。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業損益は1.1億円の赤字で前年同期比0.4億円の損益改善となっている。12-2月期は0.9億円の黒字を計上している。つれて、通期予想は2.6億円の赤字から0.3億円の赤字に上方修正。子会社ゲームエイトが牽引役、国内メディア、海外メディア事業ともにPV数が堅調に推移し、とりわけ、海外メディア事業の収益性が大きく向上しているようだ。
<7725> インターアク 1512 +236急伸。先週末に第3四半期決算を発表、営業利益は7.5億円で前年同期比38.1%減となった。一方、通期予想は従来の10.4億円から14.7億円に上方修正した。国内顧客の設備投資需要が好調に推移し、イメージセンサ検査関連製品の販売規模が想定を上回る見込みとなったようだ。また、24年以降はスマホ市場及びモバイル向けイメージセンサ市場について、緩やかな回復が予測されるともしている。
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