タカショーが連日の高値更新、第３四半期営業利益５８％増

　タカショー<7590.T>が連日で年初来高値を更新している。２７日の取引終了後に発表した第３四半期累計（１月２１日～１０月２０日）連結決算が、売上高１３６億４００万円（前年同期比１．２％減）、営業利益５億６９００万円（同５７．８％増）、最終利益２億４９００万円（同２．３倍）と大幅増益となったことが好材料視された。

　台風や大雨の発生による自然災害の影響を受けて、ガーデニング関連商品の売り上げが低迷し売上高は減収となったが、各業務の生産性向上に取り組み人件費が減少したことや仕入調整等による在庫減少に伴う保管料の減少、更に減価償却費の減少などが増益に寄与した。

　なお、２０年１月期通期業績予想は、売上高１８６億３４００万円（前期比４．９％増）、営業利益６億４８００万円（同２６．０％増）、純利益３億７２００万円（同９．９％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS