ＰＡＬＴＥＫがＳ高カイ気配、第１四半期営業益２．４倍と米フリアー社製品の販売開始を好感

　ＰＡＬＴＥＫ<7587.T>がストップ高カイ気配となっている。前週末８日の取引終了後に発表した第１四半期（１～３月）連結決算が売上高６５億８００万円（前年同期比１７．６％増）、営業利益４億５９００万円（同２．４倍）、純利益２億９０００万円（同２．６倍）と大幅増益となったことを好感した買いが入っている。通信インフラ、医療機器向けに半導体販売が好調だったほか、デザインサービスも医療分野や航空・宇宙分野の堅調で大きく伸長し業績を牽引した。
　なお、１５年１２月期通期業績予想は売上高２６０億円（前期比１２．３％増）、営業利益１０億５０００万円（同４．１％増）、純利益６億２５００万円（同１１．０％増）の従来予想を据え置いている。
　また同時に、赤外線カメラの世界的なリーディングカンパニーである米フリアーシステムズ社（オレゴン州）の赤外線カメラに関するセンサー製品の販売を開始すると発表しており、これも好材料視されている。セキュリティー分野やエネルギー効率化向けに赤外線カメラの需要が伸びていることから、これに関するソリューションを提供することで、さらなる成長への期待も高まっている。

ＰＡＬＴＥＫの株価は９時２２分現在７８７円（△１００円）カイ気配


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）