小津産業が上げ幅を拡大、不織布事業好調で第１四半期は３６％営業増益

　小津産業<7487.T>が後場上げ幅を拡大している。午後２時ごろに発表した第１四半期（６～８月）連結決算が、売上高１０４億３９００万円（前年同期比０．７％増）、営業利益２億９２００万円（同３６．０％増）、純利益２億３２００万円（同８７．４％増）と大幅増益で着地したことが好感されている。

　不織布事業でスマートフォン用や自動車関連用の電子部品・デバイス産業向けが好調を維持しているほか、東アジア市場向けコスメティック分野が伸長したことも寄与した。家庭紙・日用雑貨事業は落ち込んだものの、不織布事業の好調でカバーした。

　なお、１８年５月期通期業績予想は、売上高４０４億円（前期比０．４％増）、営業利益６億７０００万円（同０．２％増）、純利益４億８０００万円（同０．１％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）