鳥羽洋行、今期経常を9％上方修正、配当も10円増額

　鳥羽洋行 <7472> [ＪＱ] が3月2日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の18.1億円→19.8億円(前期は13.8億円)に9.4％上方修正し、増益率が30.8％増→43.1％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.6億円→10.3億円(前年同期は7.1億円)に19.7％増額し、増益率が21.8％増→45.9％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の110円→120円(前期は100円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年３月期通期の連結業績予想につきましては、半導体需要の高まり等により、電子部品や半導体及び半導体・液晶製造装置を製造する得意先への販売が好調に推移しているため、上記の通り業績予想を修正いたします。

　　当期の配当予想につきましては、上記のとおり通期の業績が前回予想を上回る見通しであること及び当社の「株主還元に関する基本方針」（2016年５月公表）に則り、前回予想から10円増額し、１株当たり120円に修正いたします。（注）上記の業績予想及び配当予想の修正につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的に判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は今後の様々な要因によって大きく異なる可能性があります。